全労協/ 日本は確実に変化した / 全労協新聞 2015年10月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
●全国で闘われた戦争法案反対行動
戦争法の発動を許さない
闘いはこれから
●静岡県共闘
日本は確実に
変化した
安保法可決、うーん負けた負けた。でもこの勝利にも近い気持ちは何だ。闘いきった爽やかさだけではないだろう。
かのシールズは「予定通り」賛成議員の「落選運動」を宣言しました。次は絶対に勝てる、それも「倍返し」です。
わずか数カ月で日本は大きく変わったと思います。なんと言っても若い人たちやお母さんたちが本気で闘い、これまでの年寄りと「違和感」を少しずつ克服しながらスクラムを組んだこと。
それが国会に及び、共産・社民が孤立するのではなく、民主・維新が共同で闘ったこと。民主党があんなに輝いて見えたことはなかったし、国会包囲で連合の動員に、自動車労連のノボリがあり、組合員がこぶしを振り上げてシュプレヒコールをしている姿には正直驚きました。
この雰囲気をもとに、これまでとは違うスタイルも含めて闘いを進めることができます。
路上についてはあまり新しいことを思いつきませんが、静岡にもシールズが登場することにも期待しながら、自民党候補者への推薦を取り消すことを様々な団体に要請することや、私たちの候補者を擁立すること。いつも以上にウキウキしてくるではありませんか。
最後に、かつての安保闘争の後、あちらこちらに労働組合が生まれたと聞きます。いわゆる「安保組合」と呼ばれたそうですが、絆を持った若者たちの中に新しい「アンポユニオン」ができることを夢見ています。彼らとブラック企業退治だ。
(望月吉春安倍川労組)
補)
自立労働組合連合としては、「ブラック企業」という表現は(可能な限り)使いません。
「ブラック企業」という表現には、批判的な意見が出ています。検索でヒットしたもの
http://toyokeizai.net/articles/-/46755
「ブラック企業」は、人種差別用語である
言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア
じゃ、どういう表現を用いるのかについては決めていませんが、
悪徳企業、脱法企業、違法企業、若者の「使い捨て」が疑われる企業など
言いたいことに合わせて。