2015/05/01/ 第25回 京都地域メーデー (資料)

2015/05/01/ 第25回京都地域メーデー (資料)

戦争と貧困をすすめる安倍政権打倒!
たたかうみんなのメーデー
第25回京都地域メーデー


http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/33472963.html
2015/05/01/ 第25回 京都地域メーデー (写真)

http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/33376101.html
2015/05/01/ 第25回 京都地域メーデー (案内)



資料
1.日比谷メーデーからのメッセージ
2.中之島メーデーからのメッセージ
3.中之島メーデーへのメッセージ
4.フィリピンKMUからのメッセージ
5.メーデースローガン
6.第25回京都地域メーデー宣言


1.日比谷メーデーからのメッセージ
第25回京都地域メーデー
 実行委員会 様

メ ッ セ ー ジ

 第86回日比谷メーデー実行委員会より、貴メーデーに対して心からのメッセージを送ります。

 私たちは、労働者の団結と統一の立場から統一メーデーを呼びかけてきましたが、残念ながら実現に至りませんでした。一方、「脱原発」や「反戦平和の闘い」「労働法制改悪反対」などの取り組みに象徴されるように、ナショナルセンターの枠を超えた運動に希望もみえています。

 安倍政権は、労働者派遣法改悪案の再上程、「高度プロフェッショナル制」を導入し、労働者の闘いによって勝ち取られてきたメーデーの起源でもある8時間労働制を破壊しようとしています。今年も「官製春闘」を演出し、「アペノミクス」の効果が労働者にも及ぶような幻想を振りまきました。また、憲法改悪を射程に「戦争をする」国へと突き進んでいます。さらに、福島第一原発事故を収束できないまま原発の再稼働をしようとしています。

 私たちは、「官製春闘」を打破してストライキで大幅賃上げ、非正規労働者の均等待遇、最低賃企の引き上げを要求すると共に、労働法制の大改悪に反対して雇用破壊を許さず労働者保護のために闘っていきます。

 また、戦争国家体制に反対し、集団的自衛権の行使を許さず、自衛隊の「国軍」化への転換となる憲法改悪を阻止していきます。軍事基地の機能強化を許さず、沖縄県民と固く連帯し辺野古に新基地を建設させない闘いを進めていきます。同時に、東日本大震災の被災者、廃炉・除染作業労働者と連帯し、救援・復興に全力をあげて取り組み、全ての原発廃炉にすべく、原発依存のエネルギー政策の転換を求めて奮闘していきます。

 そして、貧困と格差、地球規模で進む環境破壊、食糧危機や飢餓などの根源である市場原理優先の規制緩和新自由主義、自己責任・自助努力を強制する企業利益優先、福祉の切り捨て社会に反対して闘って行きます。

 すべての争議の勝利を実現し、未組織労働者・非正規労働者外国人労働者の低賃金と労働条件全般の改善、技能実習生をはじめ移住労働者の権利確立、生活向上のために支援連帯を強め、労使対等原則が担保された多民族・多文化共生社会をめざすため、国際連帯を強化して働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守る闘いに決起していきます。

 今こそ、貧困と格差社会反対、憲法改悪反対、震災復興、脱原発、平和と民主主義を掲げ、すべての労働者市民、そして戦争に反対する全世界の人々と手をつなぎ、ともに闘っていきましょう。

 第86回メーデーを迎え、貴メーデーの成功を祈念するとともに、全世界の労働者の連帯と団結を勝ち取り、闘い抜いていこうではありませんか!

 第86回メーデー万歳!
                                2015年5月1日
                         第86回日比谷メーデー実行委員会




2.中之島メーデーからのメッセージ





3.中之島メーデーへのメッセージ

第86回大阪・中之島メーデー
実行委員会 御中

 第86回大阪・中之島メーデーに参加された仲間の皆さん、橋下大阪市長による労働組合攻撃に対する闘いの反撃の闘い、反戦平和・国際連帯、労働者の権利擁護などにむけた奮闘に敬意を表します。第25回京都地域メーデー実行委員会は「戦争と貧困をすすめる安倍政権打倒!たたかう、みんなのメーデー」を、中之島から遡ること60キロ上流の三条河原で、皆さんと闘う決意を共有しメーデー集会を開催しています。
 
 生活破壊、雇用破壊、戦争国家化の攻撃が、労働者、民衆に襲い掛かっています。安倍政権のもとで「日本を企業が一番活動しやすい国にする」として、派遣法改悪、残業代ゼロ法案。解雇の金銭解決をはじめとして、労働者保謹法制を根幹的に解体する攻撃がかけられています。


 メーデーは8時間労働制を求めたアメリカの労働者が、「万国の労働者、団結せよ!」をスローガンに世界の労働者へと闘いを呼びかけたことを記念し始められました。その労働者の国際的な闘いの成果が奪い取られようとしています。絶対に阻止しなければなりません。
 
 15春闘では久しぶりの賃金引き上げと言われていますが、それは大企業だけです。中小零細企業は賃金引上げどころか、大企業の賃上げの余波で取引価格の引き下げが強要され、賃金引き下げの危機すらあります。円安の進行により輸入穀物や原材料の値上がりなど物価高騰が先行しています。社会保障が切り捨てられ消費増税などで、労働者の生活が脅かされる状況となっています。
 
 昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定以降、戦争国家化の攻撃も急ピッチで進行しています。世界のどこでもアメリカと一体になって戦争ができるような戦争法案の制定がもくろまれています。
 
 安倍政権の戦争と雇用・生活破壊の攻撃を阻止するのは、全世界の労働者民衆と連帯した労働運動、市民運動、民衆の団結した闘いだけです。反戦平和・国際連帯を掲げ中小労働者や非正規労働者の生活を守り抜いてきた貴メーデー実行委が、闘いをさらに前進させることを確信しています。メーデーの精神である「万国の労働者の団結と連帯」を確認し、全世界の労働者と連帯し労働者・民衆が安心して暮らせる社会の実現にむけ共に頑張ろう。
 
2015年5月1日
第25回京都地域メーデー
実行委員会




4.フィリピンKMUからのメッセージ
http://blogs.yahoo.co.jp/okasinaunion/33426016.html




5.メーデースローガン

メーデースローガン

15春闘勝利! 
大幅賃上げ実現! 中小労働者の賃金を上げろ! パートの時給をあげろ! 
バイトの時給をあげろ! 最低賃金を1000円にしろ! 労働法制改悪反対! 
生涯派遣を許すな! 残業代ゼロ法案反対!
過労死促進法案反対! 解雇の金銭解決を許すな!
中小企業労働者の生活と権利を守れ! アルバイト、派遣、パートの生活を守れ!
均等待遇を実現するぞ! パワハラ、セクハラを許さないぞ! 
在日外国人への差別を許さないぞ!
JALの不当解雇を許さないぞ! 
全ての職場に労働組合を作ろう!

戦争国家化反対!
安保法制反対! 自衛隊の海外派兵反対! 日米安保反対!
京丹後のXバンドレーダーを撤去せよ! 京都に米軍基地はいらないぞ! 
普天間基地を即時撤去せよ! 辺野古新基地つくらせないぞ! 岩国基地強化反対!
憲法改悪を許さないぞ!

原発再稼動阻止! 
高浜再稼動阻止! 川内再稼動阻止!
被災者の生活を再建しよう! 子どもを守れ! 被曝労働者を守れ! 
原発事故はおわってないぞ! 政府・東電は責任を取れ! 

消費増税反対! 
法人税引き下げ反対! 税金は金持ちから取れ! 生活破壊のTPP反対!
社会保障切り捨て反対! 生活保護の引き下げ反対! 格差社会反対! 

安倍内閣を打倒するぞ! 
雇用破壊の安倍内閣打倒! 生活破壊の安倍内閣打倒!
貧困を拡大する安倍内閣打倒! 憲法改悪をめざす安倍内閣打倒! 
戦争国家をめざす安倍内閣打倒!

世界の労働者と連帯して闘うぞ!
京都地域メーデー実行委は闘うぞ!

■コール
賃金⇒あげろ 仕事を⇒よこせ 首切り⇒やめろ 原発⇒なくせ 子供を⇒守れ 
戦争⇒反対 9条⇒守れ 




6.第25回京都地域メーデー宣言

第25回京都地域メーデー宣言(案)

 職場や社会に蔓延するいじめ、嫌がらせ、パワーハラスメント。その結果、精神的に追い込まれ、病気になる労働者が増え続けている。労働者が分断され、格差社会が構造化した表れである。

 近代日本の繰り返された戦争の歴史を見ると、格差社会が戦争社会を生みだしたことが分かる。

 安倍政権が今国会で行おうとしている、労働者派遣法の改悪、残業代ゼロ・過労死を促進する労働時間法制の改悪は、格差と貧困を拡大し労働者の分断を益々促進するものだ。

 東京電力福島第一原発事故の終息のみとおしもなく、汚染水の垂れ流しが止まらず、そして何よりも、被災した人々の救済や生活の安定も達成されていないなかで、原発の再稼働と輸出を進めようとしている安倍政権とは何なのか。
 
 安倍政権による、この間の特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定辺野古新基地建設の強行など、一連の政策は「戦争する国」の確立に向けた基盤づくりである。

 4月27日、新しい日米防衛協力の指針(新ガイドライン)の改訂が、国会や憲法を無視して、沖縄の人々の民意を無視して、日米の防衛・外務閣僚の4人(2+2)だけで合意された。怒りを禁じえない。

 「戦争する国」へ向かうのか、それともこれを打ち破り、「侵略と植民地支配」の加害の歴史を深く学び、東アジアの平和と人権保障、国境を越えた働く者・生活者を主人公とした人間の尊厳と平等を旨とする、多民族・多文化共生社会を構築するのか否か、歴史的岐路に私たちは立っている。

 今こそ、「原発と人類は共存できない」、「戦争をさせない」、「労働者・生活者への人権侵害は許さない」、「差別・排外主義は許さない」という共通の課題において、国境を越えて、労働運動、市民運動が強く結びつき、連帯を創り出そう! 団結しよう! 以上、宣言する。

2015年5月1日
第25回 京都地域メーデー 参加者一同