全労協/ 原水禁福島大会 / 全労協新聞 2014年9月号

全労協原水禁福島大会 / 全労協新聞 2014年9月号



脱原発反核闘争

原水禁福島大会

核の時代を
終わりにしよう


七月二十七日、原水禁福島大会が核も戦争もない平和21世紀に!くり返すな原発災!めう!脱会をメインスローガンに、広島・長崎に先駆け、地元福島、東北各県、全国各地から会場あふれる一三〇〇人の参加により(東京全労協からは二人の代表派遣)福島県教育会館ホールにて開催された。

開会にあたり、3・11震災の犠牲者、被爆六九周年を迎えこの間亡くなられた方々へ黙とうを行い、川野実行委員長、地元福島県平和フォーラムから挨拶ののち藤本事務局り、『安憲法解釈改憲をはじめ、平和主義のもと七〇年にわたり築きあげてきた国際的信頼関係を打ち壊そうとしている。今「平和か、戦争か」が問われている。暴走する安倍政権の戦争への道を許してはならない。福島原発事故核兵器だけではなく、原発も「人類とは共存できない」ことを改めて私たちに突き付けた。核絶対否定の理念を訴え、平和と安全そして新しい生き方とう。「フシマを核時代の終わりの始まり」にしよう』と大会基調が提起された。

続いて、福島現地報告が、①「3・11ら」〜澤井さん(県教組)②「福島の『福幸』のために」〜渡ん(か力)③「きらり健康生協活動報告と問題提起」〜福地さん(きらり健康生協)の三人から行われた。

最後に、福島原発事故は「人災」そのものであり経済効率優先、安全対策を蔑にしてきた結果だ。いまだ福島だけでも十三万人に及ぶ人々が避難生活を余儀なくされている。そして「震災関連死」は一七〇〇人を超え直接死を上回った。また事故原発では多くの労働者が被曝労働を強いられている。事故の現実を無視した「福島の復興」やフクシマ支援を抜きにした脱原発はあり得ない。「第二、第三のフクシマ」を許さず、フクシマを核時代の終わりにしよう。との大会アピールを採択した。

市内デモで沿道の市民に脱発、核た。

(小泉尚之 北部労働組合協議会)




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