広島 原水禁報告 / 全労協新聞 ２０１６年９月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
福島・広島・長崎 原水禁報告
広島
アジアと連帯を
被爆七一年目の八月六日、広島の平和公園で、「戦争と被ぱくを許さない写真展 命を脅かすもの」と青空式典を行った。
被爆二世の会による基調では、今年五月に現職の米国大統領として初めて被爆地に来た方バマ大統領について批判した。原爆投下は米国大統領の命令によってなされた無差別大量虐殺であり、自然災害ではない。オバマ大統領の所感はその事実と向き合わす、被爆者への謝罪もなかった。
しかも今も続く原爆症や被爆二世・三世への遺伝的影響の可能性を無視していた。こうした所感は決して許せない。
続いて核廃絶に敵対する安倍首相の姿勢も糾弾した。また、フクシマの原発事故は今も収束していないことに触れ、原発も榎兵器と同様に世界中から廃絶しなければならないと提起した。
アピールコーナーでは、韓国より来られた六人の労働者がソウルで取り組んでいる「青空共同行動」などについて発言された。またＡＷＣ韓国委員会からは連帯メッセージも頂いた。
平和は一国では築けない。韓国やアジアの労働者と連帯し、今後も、反戦・反核・反原発・被爆者解放運勣を共に闘おう！
（連帯労組・やまぐち執行委員長 寺中正樹）
