14けんり春闘中央総行動 / 全労協新聞 2014年5月号 2面から





14春闘勝利に向けて全国で行動
中小・非正規労働者の大幅賃上げ
獲得へストライキで闘おう


14けんり春闘中央総行動

四月十五日十二時、経団連14けんり春闘中央総行動には二〇〇人が参加。中小非正規労働者への賃上げを要求した。そして技能実習制度を悪用して、建設や介護など低賃金・無権利の外国人労働者受け入れや、原発再稼働・海外輸出を画策する経団連に抗議の声を挙げた。労働者派遣法をはじめとする雇用破壊のための労働法制改悪を推し進める経団連に対して全員で怒りの拳をつきあげた。

社、郵政事業本社が軒を並べている虎ノ門へ移動し、非正規労働者の労働条件改善、大幅賃上げを要求する決起集会を開催して当該からそれぞれ決意表明がされた。

厚生労働省前に移動。労働法制の改悪を絶対許さないこと、厚生労働省は労働者保護の立場に変えることを訴えて集会を開催した。十年以上NTTで働いてきたN関労・沼田さんが切実な訴えを行い、また、神奈川シティーユニオンの外国人労働者が母国の闘争歌を歌って均等待遇の実現を訴えた。

厚労省前行動を終えると全橋・交し、「14会」を開催した。集会は幹事組合を代表して上村・全水道東水労委員長が闘いによってこそ生活と労働条件向上を勝ち取れると挨拶が行われ、宮城、大阪の代表からの報告と続く闘いへの決意が述べられた。集会では国労、清掃労組、東京労組、全統一、JAL原告団の訴えに続いて最後に三波のストライキを闘い産別交渉を勝利した全港湾からの報告を受け、全造船関東地協・宇佐見共同代表の団結ガンバロウ三唱によって銀座に向けてデモに出発。

早朝から延べ一〇〇〇人が参加した中央総行動の成功を中小春闘へ繋げていこう!



(F)