●2・18けんり春闘行動
犯罪的な経団連の姿勢に
労働者が怒りの抗議行動
二月十八日の昼、14けんり春闘全国実行委員会の第二波行動として、経団連要請行動が取り組まれた。14けんり総行動実行委委員会による朝からの東京総行動の参加者を中心に、約一五〇人が結集した。司会の纐纈東京全労協議長から午前中の行動の簡単な紹介があり、続いて14けんり春闘全国実行委員会代表の金澤全労協議長の主催者挨拶。金澤議長は、消費税増税や物価上昇を考えれば五%以上の賃上げなしには、中小労働者や非正規労働者の生活は守られないことをはじめとして、安倍政権の数々の危険な性格を強調して、今春闘の課題を提起した。続いて全造船関東地協の持橋氏から、戦後補償問題についての経団連の犯罪的な対応の糾弾がされた。
全統一労組の鳥井副委員長から、二月十七日の関交協のストライキ闘争の報告、及び外国人技能実習生問題に関する経団連会長の対応を批判する発言があり、東部労組の須田書記長からワタミ過労死裁判の報告、郵政産業ユニオン東京の中村副委員長からのストライキ闘争及び非正規の差別禁止を求める裁判闘争などの決意表明が続いた。
(F)