全労協/ 20けんり春闘と共同して闘う / 新聞 2020年3月号

全労協20けんり春闘と共同して闘う / 新聞 2020年3月号


 

東京総行動

20けんり春闘と共同して闘う

 

二月十四日、第一七四回の東京総行動による「働く権利・働く者の権利・人間としての権利」をスローガンとして一日行動が取り組まれた。今年も春闘時期に、20けんり春闘全国実行委員会の取り組みと共同で行って来た。

 

スタート集会は、総務省前で東京総行動大森代表から、全争議団闘争の勝利に向けた闘いの強化と、20春闘での職場からの闘いと連動した春闘の構築を目指して闘って行く決意表明がされ、JAL争議団の決意と韓国サンケン労組の国際連帯として二人が来日しての行動を共にする決意が表された。厚生労働省前では、寺嶋事務局長がC型肝炎訴訟原告団と共に安倍政権糾弾と厚生労働省の姿勢に抗議をして来た。日本製鉄では元徴用工を支援する会と、ニチアスではアスベスト被害について社前で闘い、経団連前に結集した。

 

20けんり春闘全国実行委員会主催の経団連前行動は、二〇〇人の結集で成功した。(報告は別掲)

 

東リ(偽装請負)、日鉄ソリューションズ(セクハラ)、最高裁(残業未払い)、リソルホールディングス(アスベスト被害)、東京都庁(労災・解雇)、東京福祉大(スラップ訴訟)等で社前行動後再結集して、トヨタ東京本社前では神奈川シティユニオンが歌で盛り上げ、フィリピントヨタ労組の二三七人解雇二十年目の闘いに決意を新たにしてきた。最後にJAL本社での社前を行って来たが、オリンピック前に争議解決の山場と捉え、全員で総力戦に入る意思統一を行い東京総行動の一日行動を終わってきた。

(東京全労協議長大森進)