8月22日 兵庫労働局に最低賃金の異議申出書 提出
夕方、異議申出書を提出してきました。
意見書は、スイートガーデン労組の意見書１つだけでしたが、
異議申出書は、スイートガーデン労組を入れて３通。
最賃改定に異議申出 兵庫県タクシー協会
異議申出書の内容は、例年と同じ。意見書をベースに再構成し、若干の加筆修正。
【異議の内容】
１．２０１１年８月５日に公示された、最低賃金を７３９円（５円引き上げ）とする兵庫地方最低賃金審議会の答申意見は、働いて受け取る賃金としては、あまりにも低すぎ、「賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上」（最低賃金法）に資するものとは言い難い。
２０１１年７月１１日付「兵庫県最低賃金の改正審議にあたっての意見書」（兵庫地方最低賃金審議会宛）で求めたように、「兵庫県最低賃金を、『生計費を基準に、健康で文化的な生活を営むことができる』金額に引き上げること。そのため、時間給を１０００円以上にすること」、さらに、１０００円以上にするための政策議論と建議を求めます。
【異議の理由】の構成は以下の通り。（長文なので構成のみ。）
１．ホームページ、マスコミを通じて積極的な情報提供を
①答申発表内容の昨年からの後退。その結果、今年は兵庫の答申がニュース検索に出てこない。
②厚生労働省ホームページを参考に、一層の情報提供を。
２．兵庫の最低賃金を、１０００円以上へ引き上げを
①現在の７００円台の最低賃金は、低すぎます。
②国際的に見て、日本の最低賃金は低すぎます。先進諸国は１０００円以上。
③雇用戦略対話を踏まえ、兵庫では最低賃金を直ちに１０００円以上への引き上げを。
①審議会の「生活保護基準」が低い ～基準の見直し、別基準での試算も行え～
４．時間給１０００円以上を出せる政策の議論と建議を
①兵庫県下での先駆的取り組みの経験を生かして政策議論を。
②ＩＬＯ条約９４号の批准推進、県下自治体で公契約条例の制定を推進すること。
▲兵庫労働局の最低賃金の答申の発表。
昨年、本文２ページ、資料３ページ。今年は、本文１ページのみに後退。
(F)
