3/5 全国一般東京東部労組(春闘一日行動) / 全労協新聞 2021年4月号
#全労協
全国一般東京東部労組(春闘一日行動)
東京電力抗議行動と2力所で争議支援
全国一般東京東部労組は三月五日に春闘一日行動として三ヵ所でアピール行動を展開した。最初は「福島原発事故十ヵ年糾弾!東京電力前労働者抗議アピール行動」を実施。東部労組の呼びかけに応えた労組・団体から約八十人が東電本社前に結集した。冒頭、十年前の東日本大震災と原発事故に関連して亡くなった犠牲者を追悼するために黙祷を行った。その後、原発事故で労働者民衆から故郷と仕事を奪い、命と生活を破壊してきた張本人である東電経営者を糾弾するシュプレヒコールを上げた。
福島・富岡町出身でいまも家族が避難を強いられている全国一般・全労働者組合の小笠原七重さんによる「故郷と思い出を返せ!二十年、三十年たっても私は東電を恨む」との訴えは参加者の魂を震わせた。その他に全労、東京管理職ユニオン、下町ユニオン、国労千葉地本、郵政ユニオン、京成労祖の民主主義を守る会、ユニオンネットお互いさま、電通労組、葛飾区労協、全国一般全国協、東部全労協、全労ユナイテッド闘争団、東部労組の代表者が発言した。
二ヵ所目は東部労組市進支部が市進クループ個太郎塾三ノ輪教室の教室長によるパワハラ・セクハラなどに抗議して運営母体の個学舎前でアピール行動を実施した。三ヵ所目は東部労組アールエスエス支部がコロナ禍でアールエスエスのおしぼり工場が休業した際に休業手当が八割しか払われなかったことに抗議するアピール行動を同本社前で実施した。
(全国一般東京東部労組書記長須田光照)
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