大阪全労協旗開き / 全労協新聞 2021年2月号

大阪全労協旗開き 全労協新聞 2021年2月号 

 


 

大阪全労協旗開き


コロナ禍、団結で
立ち向かおう


 一月十四日、大阪全労協は旗開きを開催した。大阪も新型コロナウィルスの感染が拡大しているので、例年とは違う「来賓無し、飲食無し、歓談無し」という「三無し」での開催となった。同日から大阪府を含む関西二府四県に緊急事態宣言が出されたが、七組合から七人と大阪全労協役員八人、合計十五人が参加。

 但馬議長の挨拶は、元旦に大阪府警前で行われた全日建連帯労組関生支部に対する弾圧への抗議集会の動画を交えたビデオメッセージという、例年にはない形態であった。
その後、埼玉県のサンケン電気本社へ「韓国サンケン会社解散反対」を求める、十二月二十曰の集会・デモの動画を観た。コロナ禍のため韓国からリモートで集会に参加していたのか印象的であった。

 参加各組合からの近況などが報告された。大阪西運送労組の仲間からは「コロナ禍により業績悪化などが予想されるが、大阪全労協加盟組合の結びつきをより強め、団結して困難に立ち向かおう」との呼びかけがあった。「GOTo云々」という菅政権の失政により新型コロナウィルスの感染が再拡大し、私たち労働者には更なる困難が待ち構えているが、「仲間の団結でコロナを生き延びよう」との決意を新たにした旗開きであった。