全労協女性委員会第30回総会 / 全労協新聞 2021年1月号

全労協女性委員会第30回総会 / 全労協新聞 2021年1月号

 


 

全労協女性委員会第30回総会

女性組合員参加の
環境づくりを


 十一月二十八日、東京・港区立三田いきいきプラザ集会室において、第三〇回全労協女性委員会総会か開催され、コロナ禍の中ではあるが、各地からリモート参加を含めて十四人の参加かあった。

 柚木幹事から一年間の経過が報告され、今後一年の方針か提案され了承された。闘いの報告は非正規労働者の無期転換逃れや労契法二〇条裁判の最高裁勝利判決、上智大学のハラスメント解雇問題、マタハラ解雇との闘い、法改正により今年度より「会計年度任用職員」となり月額は減っても、期末手当などで以前より賃金か増えるとの説明が、実際には人勧により削減され、年収べースで賃下げとなっている状況、ヘルパー国賠訴訟の報告は実際にヘルパーとして働いている状況の厳しさ、特にコロナ禍にあっては、感染させてしまうかもしれない、感染してしまうかもしれない恐怖の中で在宅介護に当たっている現状など厳しい状況の中、闘っている仲間の報告を受けた。闘いを継続していくための支援の要請など働き続けるためや自分の尊厳のために力強く闘っている現状が見えた。

 二分でわかる女性差別撤廃条約「選択議定書」ってなに?や、浅倉むつ子さん(旱稲田大学名誉教授)のビデオ講演「性差別撤廃運動の新展開」を視聴して今後の運動について考えた。

 幹事の提案を了承、新幹事となった水摩雪絵さんの自己紹介や再任となった幹事の挨拶がされた後、中原代表よりまとめ報告がされ総会は終了した。

 終了後短時間ではあったが、交流会が行われた。今年はリモート参加にも挑戦したが、会場準備に手間取り十分な議論とはならなかった。次期総会はしっかり集まり話し合える環境を望むが、更に女性組合員が活動に参加できる環境整備を図っていきたい。

(女性委員会幹事 加藤照代)

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