全労協/ 女性労働者の闘いの歴史を学び交流 / 新聞 2019年12月号

全労協性労働者の闘いの歴史を学び交流 / 新聞 2019年12月号


 

 

第29回全労協女性委員会総会

性労働者の闘いの歴史を学び交流

 

十一月十六日、東京都港区立生涯学習センターにて第二九回全労協女性委員会総会を開催した。加藤幹事(国労女性部)の司会で開会し中原代表が主催者挨拶を行いました。

 

第一部は一九五四年に闘われた全繊同盟による近江絹糸人権闘争の記録「立ち上がる女子労働者」のDVDを上映し、外出の自由、仏教の強制反対、信書の開封・私物検査の即時停止などを要求して女性労働者がストライキで闘う実写記録は貴重で映像に見入り、元繊維労連書記の広木道子さんから、戦前戦後の日本経済を支えた繊維産業で働く女性労働者の闘いの歴史を興味深く聞きました。

 

第二部は柚木幹事の総会議案提案の後に参加者の発言を受けました。

 

日通の不当な雇止めと闘うOさん、米国ユナイテッド航空の解雇と組合差別と闘う吉良さん、アスベスト闘争を闘う村上さんの争議報告に続き、全統一千葉市非常勤嘱託員分会の室山さん、郵政ユニオン女性部長の堀谷さん、女性ユニオンの田中さんからは裁判の報告などがあり、広島スクラムユニオンの土屋さんから広島での取り組み状況、ふくしま連帯ユニオンから「ヘルバー立ち上がる」と国賠訴訟を提訴した佐藤さんの報告がありました。青年委員会・西山副代表が紹介され、

 

第三部の懇親会で交流を深めました。

 

(女性委員会代表幹事中原純子)