全労協/ 東京全労協各地区ブロックが多彩に19春闘行動 / 新聞 2019年5月号

全労協東京全労協各地区ブロックが多彩に19春闘行動 / 新聞 2019年5月号



19けんり春闘各地で集会!デモ!

●東京全労協各地区ブロックが多彩に19春闘行動

三多摩ブロック 
三月一日、三多摩春闘交流実行委員会主催の学習会を開催。にいがた青年ユニオンの山崎代表が「正規労働者の昇給を決めるものとは?」と題して熱弁をふるった。Twitterを見たという飛び入り参加者もあり、様々な角度から助言をいただいた。三月十五日、「賃上げは労働者の権利だ」「八時間労働一◯◯年前から最低基準」を掲げて立川デモ。今年は、国労、水道、全国一般三多摩労組、昭島市職労に加え二カ所の市職労が参加。「賃金上げろ」のシュプレッヒコールに道ゆく人から「そうだそうだ」の声が上がり、飛び入り参加もあった。

●中部ブロック 
三月八日、中部春闘総決起集会を開催。青柳中部全労協議長が春闘情勢と闘う意義を訴えた。労働弁護団東京支部事務局長の早田弁護士から働き方改革や労働環境について講演を行なった。FAユナイテッド闘争団、JAL争議団などから支援が訴えられた。三月二十七日には、春闘統一情宣行動として秋葉原駅周辺でビラ入りティシュペーパーを配布した。 

●西部ブロック 
三月二十五日、春闘学習会を開催。川口弁護士(東京法律事務所)が「自民党改憲案と安倍改憲の狙い〜今護憲派にできること」と題して講演を行なった。「憲法は何のためにあるのか」「なぜ今改憲なのか」「国民投票とは」等について語り、具体的に改憲の狙いが自衛隊容認、日米安保の位置付けと沖縄米軍基地との関係と、われわれが今何をしなければならないかを語った。 

●南部ブロック 
三月二十九日、南部全労協は電検労とともに南部権利春闘結成集会を開催。南部権利春闘森田共同代表の挨拶の後、いつも国会集会をリードしている菱山南帆子さんが「今こそあべ政治を終わらせるために」と題して講演を行なった。創意工夫ある運動の紹介は、組合に結集したがらない若者へ伝わる運動や声掛けのヒントになるものだった。蒲田清掃で昨年十一月組合を結成した「太田区環境後者労働組合」からは、「自分たちだけではなく、公社で働く人たちのためにも労働環境をよくする闘いを続けたい」と発言。全国一般東京南部の「ピアサポート北分会」からは障がい者の利用者と介護労働者の支えるために組合を結成したことが報告された。