東部労組 休業手当支払いの協定書を勝ち取る / 全労協新聞 2021年5月号
#全労協
コロナ下で働き闘う労働者・労働組合
全国一般全国協東京東部労組
休業手当支払いの
協定書を勝ち取る
東京東部労組市進支部は、市進教育グループの個別指導学習塾「個太郎塾」における講師へのパワハラ・セクハラ、賃金・休業補償不払い、労災隠しなどの問題を当事者である佐藤組合員を先頭に追及しています。今回、これらの問題のうち休業補償の不払いについて先行的に支払いを約束させるという大きな成果をかちとりました。
二月三日の抗議要請行動をうけ三月三日、使用者は東京都労働委頁会(都労委)にあっせんを申請、市進支部は追及をゆるめることなく三月五日に個太郎塾のFC本部である個学舎前でのアピール行動、同十七日に市進ホールディンクス本社のある本八幡でのアピール行動を行いました。
このような中、三月十九日、都労委を立会人とする不払い休業補償問題に関する協定害の締結をかちとりました。概要としては、国の休業支援金・給付金を申請、組合請求額との間に差額が発生した場合は使用者がそれを支払うなどで、組合の勝利と言える内容です。組合はこの成果をテコに、追及をゆるめることなく闘っていきます。
(東京東部労組委員長菅野存)