全労協/ パワハラを職場から排除! / 新聞 2020年3月号

全労協パワハラを職場から排除! / 新聞 2020年3月号

 


 

全労協全国一般東京労組

パワハラを職場から排除!

 

櫻商会は、日本空港ビルデング(一部上場企業)の孫請け会社として、羽田空港での廃棄物の処理と、東京都の家庭ごみの収集をしている。本社は京浜島にあります。数年前より、羽田空港の櫻商会運送課長S氏よる言語に尽くし難いパワーハラスメントが横行し、多くの労働者が被害を受け、退職を余儀なくされている状況が続いています。

 

一昨年秋、東京労組に結集する櫻商会労組が結成され、S課長のパワハラ行為を職場から排除するために、団体交渉や申入れ行動等を取り組んできました。S課長は数年前のパワハラ行為で、会社より、課長職の降格や出勤停止、部署異動等の処分が通告されましたが、処分を回避するために、S課長は部下等の労働者と共に、とある民間組合に加入し結果的にS課長は、「二度とパワハラ行為はしない」と会社と確約する中で、処分が見送られてしまいました。

 

ところが、その後もS課長は反省することなく幾度もパワハラ行為を行い、会社から二度にわたって懲戒処分を受けてきました。しかし、処分内容が軽いため、パワハラ行為はいまだに続き、新入社員も一年もたたないうちに退職してしまうのが実態です。私たち東京労組と櫻商会労組は、会社に対して、労働契約法五条でも定められている労働者が安心して働ける職場するために、S課長が二度とパワハラ行為が出来ないための適正な処分を求め、その実現に向けて、更に闘いを強化していきたいと決意しています。