7月24日に、意見書を提出。
8月 1日に、意見陳述を行った。
▲8月1日 兵庫労働局
そのために、時間給1500円を目指し、1200円以上にすること。
2.時間給を1200円以上にするために、必要と思われる政策についての建議を行うこと。
【意見の趣旨 目次】
はじめに
(1)引き上げ額の議論の前に
1.審議委員の皆さんには、最低賃金を意識して生活をしていただいたでしょうか?
~審議にあたっての視点~
若者の流出が大きな問題
3.兵庫の経営側は、最低賃金の引き上げにどのような準備をしているのか、わかりません
① 2010年以降、経営側に問われている課題
労働局の広報は、経営団体に全く届いていない。
① ホームページ・記者発表などを活用した積極的な広報を
ⅰ)ホームページに審議会の「議事録・資料」の掲載を
ⅱ)審議会の開催など、最低賃金関係の情報を「新着情報」に
ⅲ)最低賃金の多言語での案内の継続を
② 「最低賃金キャッチフレーズを募集します!」の取り組みを評価します
③ 最低賃金ポスターデザインコンテストの実施の検討を
④ 中小企業への支援策の具体的な提示、グッド・プラクティスの事例提示を
⑤ 最低賃金未満の求人・雇用に対する取り組みの強化を
5.諮問・意見聴取・答申の発表などの機会に最低賃金についての広報の強化を
① 意見聴取期間について
② 今年も諮問・意見聴取が、ニュースで取り上げられていません
「記者発表資料」の作成・掲載を
③ 答申の際の記者発表・ホームページ掲載資料について
④ 答申発表時、建議をきちんと取り上げるよう要請を
⑤ 答申発表時、異議申出についての説明を
① 指摘の内容
② 「労働者及びその家族」という観点の必要性
③ 3要素の見直し、「通常の事業の賃金支払能力」の削除の要請
④ 日本政府の意見(2015年3月)は全く回答になっていません
~審議会の「生活保護基準」の見直しを・労働局は資料の提供を~
① 「生活保護基準」の見直しを求める意見
ⅰ)労働側委員の主張要旨
ⅱ)日弁連の主張
ⅲ)国連・社会権規約委員会の見解
② 労働局は、法改正を踏まえた資料作成を。審議委員は資料作成の要請を。
(2)額の議論にあたって
1.10月の消費税の引き上げを視野に、
最低賃金の大幅な引き上げ(5%を超える引き上げ)を!
2.「より早期に全国加重平均が1000円になることを目指す」の意味するところは、
3%を超える引き上げ
3.兵庫の最低賃金を、1200円以上への引き上げを
① 最低賃金1500円を求める声の拡大
② 兵庫県のパートの募集賃金は1000円を超えています
④ 国際的に見て日本の最低賃金は低すぎ。先進国では1100円以上。
全国最低1000円以上を。
⑤ 生活保護との逆転現象解消には、少なくとも1000円以上への引き上げが必要
⑥ 全国加重平均を上回る最低賃金に。大阪(936円)との差(65円)をなくせ。
(3)建議のために
1.時間給1200円以上を出すための政策の議論と建議を
① 兵庫県下での先駆的取り組みの経験を生かして政策の議論を
② 兵庫県議会の意見書を踏まえて議論を
③ 国連・社会権規約委員会の勧告などを踏まえて、
④ ILO条約第94号(公契約における労働条項に関する条約)の批准を
⑤ ILO条約第175号(パートタイム労働に関する条約)の批准を
⑥ 地方議会の意見書、各地方審議会の建議
「最低賃金の大幅な引き上げを求める会長声明」(3頁)
*添付資料 2/ 日本弁護士連合会 2019年4月25日
「最低賃金額の大幅な引上げを求める会長声明」(2頁)
*添付資料 3/ 日本弁護士連合会 2018年4月11日
「最低賃金額の大幅な引上げを求める会長声明」(2頁)
*添付資料 4/ 毎日新聞 2019年6月1日
「社説 最低賃金の引き上げ 暮らし守る政策へ転換を」
*添付資料 5/ 読売新聞 2019年6月12日
「社説 骨太方針案 最低賃金上昇の環境整えたい」
*添付資料 6/ 時事通信 2019年07月10日
*添付資料 7/ 岩手労働局 2019年6月24日
*添付資料 8/ 日本弁護士連合会 2011年6月16日
「最低賃金制度の運用に関する意見書」(8頁)
*添付資料 9/ 神戸市における生活保護との比較