全労協/ 6・7 朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を / 新聞 2019年7月号

全労協6・7 朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を / 新聞 2019年7月号



● 6・7朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を

今こそ朝鮮半島
人々と連帯する闘い


 六月七日、日比谷野外音楽堂で「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!」集会が開催された。韓国からローソク革命を担ってきた民主連帯をはじめ民主労総など二十数人が来日参加し、東京朝鮮中高級学校の生徒の皆さんも楽器演奏で参加した。

 当日は前日から激しい雨が続き夕方になってようやく小降りとなる生憎の天気のなか集会後にはサウンドデモ隊を先頭に銀座デモを貫徹し、朝鮮半島と日本の非核・平和の実現を訴えた。

 この集会は南北首脳会談や二回にわたる米朝首脳会談実現など、朝鮮半島東北アジアの非核・平和に向けて国際的な動きが強まる中にあって、唯一、日本の安倍首相は逆に強制連行賠償問題判決などを批判し緊張-排外主義を煽るという策動を行なっている。日本の労働者市民こそ朝鮮半島の人々と連帯する闘いが求められていたのである。

 集会は韓国ゲストのキム・ヨンホさん(東アジア平和センター理事長)、オム・ミギョンさん(民主労総副委員長)の挨拶に続き、東京朝鮮中高級学校生徒の皆さんが
アリランイムジン河、赤とんぽ」を楽器演奏し、湯浅一郎さん(ピースデポ代表)、北原みのりさん(作家)、中村元気さん(日朝国交正常化連絡会)が日韓・日朝市民の連帯で朝鮮半島東北アジアに非核平和の地域を作ろうと呼びかけられた。こうした発言を受けて高田健(戦争させない・九条壊すな!総がかり行動実行委員共同代表)の閉会挨拶を参加者一同で確認して銀座デモを貫徹した。八日は星陵会館に於いて同テーマでシンポジウムが開かれ真剣な議論が交わされた。