全労協/ 朝鮮戦争終結65年キャンドル行動 / 新聞 2018年9月号

全労協朝鮮戦争終結65年キャンドル行動 / 新聞 2018年9月号

大阪全労協
朝鮮戦争終結65年キャンドル行動


 七月二十七日、大阪市西区の靭公園で「朝鮮戦争終結六五周年、東アジアに平和を!キャンドル行動」が開催され、一五〇〇人が参集した。平昌五輪後の南北首脳会談、米朝首脳会談の開催を受け、戦争あかん!ロックアクションと日朝日韓連帯大阪連絡会議の二団体が軸となって関西の反戦・平和や日朝・日韓連帯を課題とする団体に呼びかけ、相談会や実行委員会、スタッフ会議を開いて準備を進めた。呼びかけ人には研究者や宗教者を中心に二二人が名を連ね、その過程で平和人権センター(自治労・教組・水労など)や革新懇、民族諸団体の賛同の得ることができた。

おりから韓国から送ってもらった「キャンドル」一八〇〇本を使って人文字で「PEACE」を描くことも提案された。集会には呼びかけ人も半数以上が参加され、水野直樹さん(京大名誉教授)と平良仁志さん(日本バプテスト連盟牧師)が代表して挨拶。在日民族団体からは朝鮮総連の金政義国際統一部長と朝鮮学校オモニ会、韓国良心囚同友会の李哲さんがアピール。韓国からも正義記憶連帯(旧挺隊協)理事長の尹美香さん、星州サード反対運動からの参加もあった。政党関係では立憲民主党・尾辻、共産党・宮本の両衆議院議員、さらに自由党・渡辺、社民党・服部、新社会党・岡崎の元職も登壇した。集会場では二回、「PEACE」の人文字をキャンドルを高く掲げて点灯させ、さらにキャンドルを持って御堂筋をパレードした。

(大阪全労協丹羽通晴)