連合 第 4 回回答集計  6,292 円・2.13%



2019 春季生活闘争 第 4 回回答集計結果について 

連合 2019 春季生活闘争につきまして、4 月 16 日(火)午前 10 時時点で第 4 回回答集計を行いましたので、結果を報告いたします。 


【概要】 
○ 第 4 回回答集計は、4 月内決着をめざした相場形成をはかるため、月例賃金の平均賃金方式についてのみ実施した。 
○ 第 3 回回答集計(4 月 5 日公表)以降、新たに 756 組合が回答を引き出した。全体(3,032 組合)の平均は 6,292 円・2.13%で、昨年同時期を 164 円・0.03ポイント上回った。「賃上げ」の流れは依然として力強く維持されている。 
○ とりわけ中小組合(300 人未満)の平均は 5,110 円・2.04%で、第 4 回回答集計結果としては 4 年ぶりに 2%台を回復するとともに、消費税引き上げの影響があった 2015 春季生活闘争の結果 2.01%をも上回った。このことは、中小組合が自らめざす賃金水準にこだわり、粘り強く交渉した成果と受け止める。 
○ 2019 春季生活闘争はこれからが正念場である。構成組織および地方連合会との連携のもと、要求未提出組合の速やかな要求提出と未解決組合の早期解決に向けた全面的な支援を行うとともに、すべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」実現に向け、月例賃金の引き上げをあまねく波及させるため、最後まで全力で闘っていく。