全労協/ 三波の決起集会で賃金確定闘争妥結 / 新聞 2019年12月号

全労協三波の決起集会で賃金確定闘争妥結 / 新聞 2019年12月号


 

東京清掃労組

三波の決起集会で賃金確定闘争妥結

 

二〇一九賃金確定闘争は、月例給二、二三五円のマイナス勧告を実施させず、一時金については、民間・東京都職員との格差を広げさせないという異例の取り組となりました。

 

東京清掃労組は、要求実現のため、十月二十九日連合会館において第一波総決起集会を開催、組合員二七一人が結集し闘う意思統一を図りました。第二波総決起集会では、各地連ごとにブロック幹事区長に対し要請行動を行い、組合員の切実な思いをぶつけてきました。

 

その他にも、各区の区長に対する要請行動、家族を含めた署名、十一月十五日には区長会総会に合わせて座り込み行動、そして同日夜には第三波総決起集会を全電通会館で開催してきました。第三波では、組合員四三二人が結集し最終局面に向けてさらに意思統一を図ってきました。

 

そうした組合員の思いを胸に、区長会に対し四回にわたる団体交渉、四回の専門委員会交渉、さらに、区長会会長へ直接要請行動を行いました。また、二年連続で月例給の大幅なマイナス勧告をした、特別区人事委員会に対しても三回の要請行動を行いました。

 

十一月二十一日、区長会から月例給について勧告通り実施という内容の最終提案が出されました。

 

わが組合は、月例給の引下げは大変不満ではありますが、諸要求に対して改善がされるということで総合的に判断し妥結しました。