トヨタはフィリピン政府の斡旋に応えよ!
トヨタの組合つぶしに断固抗議する!
二〇〇一年、フィリピントヨタ社で合法的に結成され、団体交渉権を獲得した労働組合との交渉を会社側が一方的に拒否した挙句に、二三三名の組合員を不当に解雇したのが争議の始まりです。その後、さらに四名の組合員を解雇され、解雇された組合員は二三七名にもなり、苦しい生活を強いられています。
ILOの争議解決勧告を無視するな!
団結権保障のお目付け役であるILO(国際労働機関、本部スイス・ジュネーブ)は、「フィリピントヨタの解雇は団結権の侵害であり、無効である」、「解雇を撤回し、職場復帰をさせるか、それ相応の適正な補償金を支払いなさい」と、三度にわたり勧告しています。ところが、フィリピントヨタ社はこれをも無視しているのです。
フィリピン労働雇用省の働きかけも無視するトヨタ
労働雇用省のぺ□長官(大臣)は、現地法人の経営陣では交渉は前進しないと判断し、親会社であるトヨタ自動車の内山田竹志会長に直接書簡を送り、争議の解決のための話し合いに応じるよう申し入れしています。しかし、トヨタ自動車はフィリピン政府の丁重な要請を無視し続けています。
フィリピンと日本の友好関係のためにも早期解決を!
日本との友好関係を進めるドゥテルテ政権と安倍政権との思いは必ずしも一致しないかも知れませんが、日比友好はお互いの利益のはずです。トヨタは、そのためにも争議解決のため英断を下すべきです。
即時解決を求め、全国各地で宣伝活動を強めます!
フィリピントヨタの争議は新聞、雑誌、ネットなどで世界中に知れ渡っています。もう、ごまかしが通用する状況ではありません。
日本のトヨタ本社もその愚を自覚し、ただちに争議解決のために話し合いに応じるべきです。
私たちは、フィリピントヨタでの争議解決を求めて、今年も愛知県下はもちろんのこと、全国各地で宣伝活動を強めます。
引き続き、皆さまのご支援をよろしくあ願いいたします。
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会
#ShameOnToyota