全労協/ 10・11東京総行動 / 新聞 2019年11月号

全労協10・11東京総行動 / 新聞 2019年11月号

 

 

10・11東京総行動


闘う陣型を拡げ
争議解決めざす

 

 十月十一日に、けんり総行動実行委員会主催の争議解決に向けた第一七三回の東京総行動が取り組まれた。総務省前でのスタート集会では実行委員会の大森代表が、厚生労僕省前では東京全労協寺鴫事務局長が、安倍反動政権が画策している憲法改悪と労働法改悪に対して徹底糾弾と反撃に対する力強い闘う決意を表明し、薬害救済問題についてはC型肝炎患者をサポートする会と共に抗議の声を上げてきました。

 その後、シグマテック(偽装請負解雇)、日本製鉄(戦後補償・徴用工問題)、日鉄ソリューションズ(セクハラ)、最高裁国際自動車・残業代未払い)、ニチアスアスベスト被害・団交拒否)、リソルホールティグス(アスペスト被害・不当労働行為)東京都庁(学園再建・解雇)、東京福祉大(スラップ訴訟)など八ヵ所の社前集会と申入れ行動を行って来ました。

 その後、合流してトヨタ東京本社で再結集して闘って来ました。フィリピントヨタ労組のエドクベロ委員長とリッキーチャベス執行委員が来日して朝から行動を共にして闘いました。世界的大企業のトヨタに対して、労働組合結成した事に対する報復攻撃として二三七人の解雇を強行し、国外労働者の人権を無視して現在まで団交拒否を続けているトヨタ企業の不誠実な対応に対して二人共に強い怒りの声を上げ、生きている限り争議を解決するまで闘って行く決意を表明しました。最後にJAL本社前での申入れ要請行動と解雇撤回に向けた社前集会が、闘う陣形の拡大と座り込み行動や情宣行動を積み重ねながら開催されてきていることを、全体で値認しながら強い雨にも負けずに、最後まで闘い抜いてきたことを報告します。

(東京全労協議長 大森進)

 

 

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