大阪全労協第28回大会 / 全労協新聞 2017年8月号

大阪全労協第28回大会 / 全労協新聞 2017年8月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



大阪全労協第28回大会

困難な闘いでも
元気な訴え



人間でいえばいよいよアラサー、大阪全労協第二八回定期大会が七月二十二日、開催された。しかしアラサー、と言ってもまだまだ悩み多き年頃である。共謀罪に代表される安倍政権の暴走と個別争議に格闘し続けた一年を振り返った。

全労協中岡事務局長、全日建連帯労組近畿地本垣沼委員長、全港湾大阪支部林書記長などが挨拶。経過報告と今後の課題が提起された。やはり今の労働運動が直面する課題が非正規労働者の増加と死ぬところまで追い込められる劣悪な労働条件・労働環境であることは間違いない。加盟労組の闘いを見ても、ほぼすべての争議が非正規の困難さと直結している。

それでも、ゼネラルユニオン、教育合同などの新加入組合員の元気なあいさつでは笑いが起こり、ケアワーカーズユニオン、大理生労組などの争議組合アピールでは固い決意に満ちた訴えがあった。JAL争議団からの特別アピール、「共謀罪の強行成立を弾劾する特別決議」採択。その後大会第二部として永嶋靖久弁護士の「共謀罪と労働運動」の講演会がおこなわれた。