青年労働者の交流の活性化を / 全労協新聞 2017年1月号

青年労働者の交流の活性化を / 全労協新聞 2017年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



全労協青年委員会

青年労働者の交流の活性化を



 新年あけましておめでとうございます。

 青年委員会は、次の時代の労働運動の担い手をつくりだしていくために労働組合の若手、青年層の交流を活性化させ、横のつながりを強化していきたいと思います。

 安倍政権の「働き方改革」によってわたしたちの働き方が大きく変えられようとしています。「自律した労働者」と使用者があたかも対等に雇用契約を結ぶことが「二十年後」の労使関係の主流になるとされています。一九九五年に当時の日経連は「新時代の日本的経営」を発表しました。それから二十年、IT技術の発達も相まってわたしたちの労働と生活の場は大きく変貌してきました。

 率直に言って、「次の二十年」は今まで労働運動を支えてこられた先輩たちが引退していくこともあり「これまでの二十年」に比べてわたしたちの運動の力量は弱くなります。だからこそ、今から中長期的な展望を持って労働運動をつくっていくために奮闘したいと思います。