全労協/ 大阪全労協 第30回大会 / 新聞 2019年8月号

全労協大阪全労協 第30回大会 / 新聞 2019年8月号

 

大阪全労協 第30回大会

青年・女性労働者の運動を強化しよう

 


 大阪全労協第三〇回定期大会が七月二十日、エルおおさかで開催された。結成は一九九一年二月二日だから三〇周年はまだだが、それでも大会翌日が参議院選挙投票日とあって、やはりひとつの時代の節目という空気があった。

 

 大会冒頭、六月二十八日に逝去された前田裕晤初代議長への参加者全員の黙梼から始まり、大会議長等の大会役員選任終了後に、参議院選挙最終日真っ只中の大椿ゆうこ大阪教育合同労組前委員長(社民党比例区侯補)が会場に到看。労働者代表として立侯補しこの日まで全国を飛び回っていた大椿侯補が古巣の仲間に 最後の訴えをおこなった。

 その大椿侯補の訴えの余韻の中、但馬大阪全労協議長挨拶に続いて、中岡全労協事務局長、垣沼おおさかユニオンネットワーク代表、小林全港湾大阪支部書記長からそれぞれに来賓挨拶がおこなわれた。

 運動方針、会計議案、役員改選がそれぞれ提案・討議・採択がされた。事務局としては、この一年間、加盟労組間の交流、学習活動の強化、職場での組合活動をいかに目に見える闘いとして広げていくか、という点に力を入れて取り組んできた。

 

 各労組の組織実態も集約しつつ、それを踏まえて青年・女性組合員の運動を強め運動の継承につなげていきたいと考えている。

 

 大会一部の議事終了後、二部としてDVD『デニーが勝った!』を観た後、今年はみんなで組合旗をもって梅田HEP前での大椿侯補最後の訴えに合流し、多くの組合旗や荊冠旗、レインボー旗などで埋め尽くしたのだ。

 

(事務局長 竹林隆)