▲約400人が参加した
◆当日の資料
戦争法廃止!!ストップ!ヤマサクラ69大集会 議員アピール
私たちは、「平成27年度日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ69)」に反対する地方議員の有志です。
日本は、先の大戦で多大な犠牲を世界の人々や国民に強いたことを反省し、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意して」「戦争の放棄」を含む平和憲法を制定しました。そしてそれぞれの自治体でも様々な平和施策を行っています。しかるに、安倍自公政権は、国民多数の声を踏みにじり、憲法違反の安保関連法=戦争法を強行しました。私たちは絶対認めることはできません。
こうしたなかで、陸上自衛隊は、日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ69)を、1
1月下旬から12月中旬にかけて伊丹駐屯地で行うことを発表しました。
今回は、戦争法が可決され、国会において自衛隊の内部文書で明らかとなったとおり、戦争法を先取りして米軍と自衛隊の「軍軍間調整所」がすでに設置されており、日米共同作戦計画も存在することが暴露された中で行われる演習となります。アメリカが行う戦争に参加する危険な演習となることが予測されるとともに、国民保護計画に基づき、自治体を巻き込んだ演習となります。この演習は、実弾が飛び交うわけではありませんが、コンピューターネットワークとシミュレーションを利用した、死者の数も飛び交う本番さながらの共同図上演習です。
東日本大震災や相次ぐ水害では、自衛隊員のみなさんの災害救助活動に、多くの国民は感謝をし、敬意を表しています。自衛隊員のみなさんは「大切な人を守りたい」「命を守りたい」と入隊されたと思います。しかし、演習が目的とするアメリカが行う戦争に参加することになれば、命を守るどころか海外で人殺しをすることになり、その志も否定されてしまいます。
いま世界の流れは、紛争の解決は「戦争」ではなく「話し合いによる平和的解決」の方向へと大きく変化しています。紛争の平和的解決を進める東南アジア友好協力条約は、世界人口の7割が参加する巨大な潮流となっています。この世界の流れの中で日本が行うことは、憲法9条に基づく平和外交を進めることで、アジアと世界の平和に貢献することです。
私たちは、地方議員として、今回の演習に強く反対するとともに、安保関連法=戦争法を廃止するために運動をすすめ、憲法9条の精神を政策の中に活かし、再び政府が誤った道を歩むことのないように、不断の努力をすることを宣言します。
2015年12月5日
戦争法廃止!!ストップ!ヤマサクラ69大集会 議員アピール 賛同議員一同
戦争法廃止!!ストップ!ヤマサクラ69
大集会決議(案)
12月1日から12月13日までの13日間、陸上自衛隊中部方面総監部のある伊丹駐屯地で、自衛隊約4,500人、アメリカ軍約2,000人という最大規模の69回目の共同方面隊指揮所演習が行われています。この演習は、自衛隊とアメリカ陸軍のコンピューターネットワークとシミュレーションを使用した、実戦さながらの共同図上演習です。
今回は、憲法違反の安保関連法=戦争法が強行された直後、初めての方面隊指揮所演習です。戦争法は、戦争はしないと決めた憲法を踏みにじり、アメリカの戦争に日本が参加する仕組みをつくったもので、断じて認められません。同時に、国会において自衛隊の内部文書で明らかとなったとおり、戦争法を先取りして米軍と自衛隊の「軍軍間調整所」がすでに設置されており、日米共同作戦計画も存在することが暴露された中で行われる演習となります。この「軍軍間調整所」は、「平時」から戦争にいたるあらゆる事態で自衛隊を米軍の指揮下に事実上組み込み、戦争法を実行する日米の統合司令部といえるものです。その「共同調整所」が今回の軍事演習でも設置されます。したがって、今回の軍事演習が、アメリカが行う戦争に参加する危険な演習となるとともに、国民保護計画に基づき、自治体を巻き込んだ演習ともなります。
私たちは、先の戦争の反省に立って、憲法9条で、国権の発勤たる戦争と、武力による威嚇・行使は国際紛争解決の手段としないこと、戦力は保特しないこと、国の交戦権は認めないとかたく誓いました。私たち人類は、解決すべき様々な課題を抱えていますが、その解決の根本は、憲法9条の精神を世界中に広め、平和的な外交による国際社会を実現することです。
以上、決議します。
2015年12月5日
戦争法廃止!!ストップ!ヤマサクラ69大集会
http://jcp-itami.main.jp/wp/wp-content/uploads/2015_12_05_yamasakura.png
◆記事
http://mainichi.jp/articles/20151206/ddl/k28/040/287000c
日米共同演習
6500人が参加 陸自伊丹駐屯地で開始式 中止求め市民集会も /兵庫
毎日新聞2015年12月6日
▲集会の写真も1枚
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201512/0008623178.shtml
2015/12/5 19:55
陸自と米陸軍の共同演習 最大規模6500人参加
http://www.sankei.com/west/news/151205/wst1512050042-n1.html
2015.12.5 12:10更新
日本への武力侵攻も想定 陸自伊丹駐屯地で「日米共同演習」始まる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151205/k10010330811000.html
陸自と米陸軍 あすから大規模図上演習
12月5日 16時40分
「今回のヤマサクラは、安全保障関連法の成立後、初めてとなり、日本への上陸を阻止する場面を想定した訓練などが行われます」とのこと。
◆防衛省
2015年11月12日
- http://www.mod.go.jp/gsdf/common/images/com_ic011.gif平成27年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)の概要について(PDF:120KB)
- 陸上自衛隊は、下記のとおり平成27年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)を実施しますので、お知らせいたします。
平成27年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)の概要について
陸上自衛隊は、下記のとおり平成27年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)を実施しますので、お知らせいたします。
1 目 的
陸上自衛隊及び米陸上部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施
する場合における方面隊以下の指揮幕僚活動を演練し、その能力の維持・向上を図る。
2 期 間
平成27年12月1日(火)~12月13日(日)
3 場 所
伊丹駐屯地等
4 演習参加部隊
(1) 日本側
ア 統裁官 陸上幕僚長 陸 将 岩田 清文
イ 演習担任官 中部方面総監 陸 将 鈴木 純治
ウ 実施部隊 中部方面隊、西部方面隊、陸上幕僚監部等 約4,500名
(2) 米軍等
ア 統裁官 太平洋陸軍司令官 陸軍大将 ヴィンセント K.ブルックス
イ 演習担任官 第1軍団長 陸軍中将 スティーブン R.ランザ
ウ 実施部隊 第1軍団、第3海兵機動展開旅団、在日米陸軍司令部等
約2,000名
エ 豪軍からオブザーバー参加を受け入れ予定
5 その他(国民保護訓練)
本演習の場を活用し、関係機関の参加(一部はオブザーバー)を得て、国民保護
訓練を実施予定
(1) 時 期:平成27年11月25日(水)
(2) 場 所:千僧駐屯地
(問い合わせ先)
陸上幕僚監部広報室 山﨑、金子(担当)
(TEL:03-3268-3111 内線40084)
●いつ頃から、「豪軍からオブザーバー参加」しているのか?
http://www.mod.go.jp/gsdf/news/press/2012/20121126.html
平成24年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)の概要について
▲このころには。
http://www.mod.go.jp/gsdf/news/train/2012/20120711.html
第22回シニア・レベル・セミナーにて「日米豪共同声明」に署名
●いつ頃から、「国民保護訓練を実施予定」しているのか?
http://www.mod.go.jp/gsdf/news/press/2012/20120803-01.html
平成24年度方面隊実動演習(北部方面隊)の概要について
▲このころに。
http://www.mod.go.jp/pco/kyoto/kouhoushitsu/
平成27年度日米共同方面隊指揮所演習の見学(インターンシップ)
実施日
場所
応募要件
内容・申し込み
12月6日(日) 13時45分~18時30分 http://www.mod.go.jp/pco/kyoto/img/icon02.jpg | 陸上自衛隊 伊丹駐屯地 《受付》 13時45分 《集合場所》 京都駅 新都ホテル前 ※京都駅~伊丹駐屯地へはマイクロバス(無料)を利用します。 | 《対象》 大学3回生又は 修士1回生の方 《募集人数》 10名程度 ※応募者多数の場合は早期に〆切をさせていただく場合があります | http://www.mod.go.jp/pco/kyoto/kouhoushitsu/img/yamasakura69.jpg 詳しくは上の画像をクリック! 質問等はメールにてお問い合わせください。 |