全労協/ 郵政産業労働者ユニオン 期間雇用の処遇改善 / 全労協新聞 2015年3月号



15春闘勝利に向けて

期間雇用の処遇改善


 郵政ユニオンの15春闘第一の目標は期間雇用社員の処遇改善です。私たちはみなさんの応援をいただきながら労契法二十条訴訟を闘っています。裁判は全力で闘いますが結果をただ待つわけにはいきません。

 会社のガードをぶち破って均等待遇に近づく実績をあげることをめざします。全国で昨秋からだけで三件の労災死亡事故か起こっています。全員期間雇用社員です。差別され使われた末に命をなくし補償でも差別され終わる実態は絶対に許せません。

 第二の目標は正社員の処遇改善です。一時金のカット四年目、低待遇正社員「一般職」の採用一年目です。退職前と変わらない業務につきなから四割カットの高齢再雇用社員も増え続けています。沈み続
ける正社員処遇を変えるために闘います。

 第三の目標は大帽増員です。「労働者使い捨て企業」の汚名がついてしまいどこの郵便局も「募集しても人が集まらない!」と悲鳴が上がっています。不払い労働が常態化し三六協定特別条項発動も拡大しています。安定した正社員雇用の拡大以外に道はひらけません。これらのために力をつくして闘います。