大阪全労協 春闘行動 / 全労協新聞 2014年5月号 3面から




14春闘勝利に向けて全国で行動
中小・非正規労働者の大幅賃上げ
獲得へストライキで闘おう

●大阪全労協
春闘行動で
大阪府教委攻め


三月二十四日、おおさかユニオンネットワークの春闘総行動が行われ組合も参加しました。


電通合同のNTT西日本を皮切りに、JAL争議団の日本航空大阪空港支店、全日建関西生コン支部の櫻宮化学、全港湾大阪支部のイトウ商事運輸、入れ墨裁判を闘うなかまユニオンの大阪市役所での行動を午前中に行い、それぞれ要請文や団体交渉申入書を手交し、抗議行動を行いました。

介護施設釜ヶ崎ストロームの家との争議を抱えるユニオンぼちぼちの支援と同時並行で、組合は十五時から大阪府庁別館前において講師雇用継続を求める府教委前行動を行いました。二十四日の時点で講師組合員全員の雇用は確定していません。雇用を確定するための団体交渉も二〇一〇年度以来、府教委が拒否を続けています。二〇一三年度の雇用継続団交も二月十四日に申し入れたものの拒否され、組合はこれに対する抗議と三月十八日に出された東京高裁判決をふまえた団交再申し入れを行いました。しかし、府は度重なる労働委員会命令と組合の勝利判決にも関わらず、明確な答えを出せなかったため、団交再開を求め組合は座り込みに入りました。

座り込みでは、今まで組合が勝ち取ってきた数々の勝利命令を大きく引き延ばしたボードを掲示し、府に謝罪文の書き方を示してあげました。松井府知事が印を押すべき場所まで示し教えてあげました。

しかし、その後に行ったユニオンネットワーク代表団との申し入れでも、未だ謝罪すると明言できず、税金の無駄遣いに過ぎないさらなる負け戦を重ねる可能性を残しました。組合とユニオンネットワークに参集した組合は、府に対して、東京高裁判決を受け入れろと怒りのシュプレヒコールをあげ行動を終えました。

(酒井さとえ大阪教育合同執行委員長)



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