9/14-15 全国一般全国協 第23回 全国大会

9/14-15 全国一般全国協 第23回 全国大会






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戦争に反対し、労働法制の大改悪を許さない!
23回定期大会を成功させよう!
新たな仲間を迎え入れ、全国一般の強大な団結を築きあげよう!
 
 
「わらについた火」での景気回復は無い。
労働者を欺く安倍政権は許されない!
 
 第23参議院選挙で、安倍首相は、原発、TPP、憲法、消費税という重要課題を語らず、「成長戦略」での「解雇の金銭解決」などの労働法制規制緩和を隠し先送りした。大規模な日銀の金融緩和で人為的な株高・円安市場を作り出してきたアベノミクス経済を「重要課題」として語り、憲法改憲は最終日にしか語らず国民を欺いた。
 
 結果は、自民・公明の与党が圧勝したが、自民党有権者の2割の支持に満たない。民主は無残な敗退、社民は後退し、生活は党の存亡の危機となっている。一方、東京選挙区では憲法を守る共産候補や山本太郎脱原発侯補が当選し、沖縄では糸数慶子議員が議席を守り抜いた。
 
 また、ブラック企業ワタミの渡邉前会長は、やっとの思いで当選したが、過労死事件への抗議行動が効き、自民比例区の前評判を落とすことに貢献した。
 
 
レベルⅢという汚染水漏れは新たな大事故だ。収束宣言を撤回せよ!
 
 安倍政権は、真っ先に福島第一原発事故の収束に全勢力を傾ける必要がある。住民・労働者の健康と安全を危機にさらし、垂れ流し汚染水で全世界の国民に重大な被害を与えている。あろうことか横暴な安倍政権は、その責任も顧みず、ゆがんだ歴史認識を捨てず、集団的自衛権の行使を閣議決定のみでの解釈変更し、「秘密保全法」の上程、改憲に向けての国民投票法の改正など、具体的な準備を進めている。「中期防」を手直しし、自衛隊海兵隊化を目指し、オスプレイ飛行訓練を強引に進め、辺野古新基地建設の強行突破を目指している。尖閣での衝突を策動し一気に96条改悪の発議へと突き進む可能性も高い。原発再稼働と消費増税、なし崩しを許さず、秘密交渉でのTPP参加ヘの道と合わせて、なんとしても止める必要がある。
 
 
労働法制の大改悪を許さない、本格的攻防に勝利しよう!
 
 
 さらには安倍政権による「世界で一番企業が活躍しやすい国」に向けた強引な政治が、すでに始まっている。労働のあり方を根本から変えようとしている。生活保護受給者が215万人を超え、非正規労働者38・2%を超え2042万人となる現状で、これでもかとの労働者イジメと搾取・収奪を強めようとしている。
 
 労働者派遣法の全面規制緩和に始まり、憲法違反の労働法制破壊である“特区構想までもが検討されている。「解雇の金銭解決」、有期雇用で5年を超えた契約でも無期雇用への転換を骨抜きに、また残業代ゼロのホワイトカラー・エグゼンプション、等々。東京・大阪・愛知の三大都市圈を特区に指定し、何でもありで憲法違反の労働法制破壊を企てている。総力を上げて跳ね返していこう。
 
 
安倍政権と労働者・民衆とのネジレは拡大の一途、全力を挙げて労働者組合の力を発揮しよう!
 
 
 私達は、この秋の闘いで、労働法制の大改悪の攻撃に全力を挙げて立ち向かう。もはや民意は議会に反映されにくくなり、政権とのねじれは深刻になっている。職場で組合員を増やし、少数派支部は多数派を目指し、地域で力を蓄え、ビラまき情宣などもっともっと街頭に出て、また、ツイッター、ブログ、あらゆる民衆のメディアを駆使し、労働組合として、暴走安倍政権の歯止めとなる闘いを展開しよう。急展開する情勢に反応し、次から次へと繰り出される敵の攻撃をはねのけ、敢然と闘い敢然と勝利しよう。


▲全国一般全国協 2013年8月31日 No.118 
(リタイプ)



(東京・京都)