1.京都新聞
2.申し入れ書
3.洛南タイムス、城南新報
京都新聞6月3日
脱原発を歩いて訴え 宇治―城陽、市民170人
【 2012年06月03日 11時50分 】
2.申し入れ書(要請書/要望書)
以下は、
2日付、総理大臣あて。同様の主旨で関西電力あて。
2012年6月2日
野田佳彦様
原発なくそう宇治の会
関西に住む私たちは大飯原発の再稼働に大きな不安を感じています。
福島の原発事故の原因究明は、まだまだこれからという段階であり、政府が必要とする30項目の安全対策すら実施されず、単に計画だけという項目が残っています。東日本大震災を機に地震と津波に関する学問的知見から、原発の安全性の再チェックを求める専門家の声もあります。原発から80kmの私たちの地域は原発事故があれば、その影響を避けることはできません。特に、私たちの飲用水をまかなっている琵琶湖は原発から30kmしか離れていません。また、原発事故が起こった場合の放射能被害の予測や住民避難の計画もまだできていません。まともな原子力規制機関の確立もまだです。こんな状況のもとで、大飯原発の再稼働をすべきではありません。
政府と関西電力は、この夏の電力不足を盛んに宣伝し、大飯原発3・4号機の再稼働を進めようとしています。しかし、電力不足の問題と国民の安心、安全の問題を同列に論じることは出来ません。原発を稼働させれば必ず生まれる使用済み核燃料(死の灰)の処分方法すら決まっていないのに、これ以上増やすことは一層、子や孫、その後の世代にも大きな負担を強いる事になります。これ以上後生にツケをまわしてはなりません。電力不足もピーク時のことであり、社会全体で使用する時間をずらすことなどで対応は十分できます。
連絡先 池内光宏
水谷 修
2012年6月4日
宇治市長
久保田 勇 様
原発なくそう宇治の会
日頃より市民の安全、安心のためにご努力いただいていることに感謝を申し上げます。
さて、現在、政府と関西電力は、この夏の電力不足を宣伝し、大飯原発3・4号機の再稼働を強引に進めようとしています。しかし、福島の原発事故の原因究明は、まだまだこれからという段階であり、政府が必要とする30項目の安全対策すら実施されず、単に計画だけという項目が残っています。東日本大震災を機に地震と津波に関する学問的知見から、原発の安全性の再チェックを求める専門家の声もあります。原発から80kmの私たちの地域は原発事故があれば、その影響を避けることはできません。特に、私たちの飲用水をまかなっている琵琶湖は原発から30kmしか離れていません。また、原発事故が起こった場合の放射能被害の予測や住民避難の計画もまだできていません。まともな原子力規制機関の確立もまだです。こんな状況のもとで、大飯原発の再稼働をすべきではありません。
連絡先 池内光宏
3.
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