6/2 脱原発を歩いて訴え 宇治―城陽、市民170人

2.申し入れ書
3.洛南タイムス、城南新報

京都新聞6月3日

脱原発を歩いて訴え 宇治―城陽、市民170人

脱原発シュプレヒコールを繰り返しながら行進した参加者たち(宇治市神明)
 
 原発の再稼働反対や再生可能エネルギーへの転換などを訴える「脱原発ウオーク」が2日、宇治~城陽間で行われ、市民がシュプレヒコールを繰り返して原発ゼロのメッセージを伝えた=写真。
 宇治、城陽久御山3市町の地域団体でつくる実行委が主催し、市民約170人が宇治市役所前に集合した。集会を行ったあと、ゴールの城陽市役所までの府道を約2時間かけて行進した。
 参加者たちは、掛け声に合わせて「大飯原発の再稼働反対」「原発ゼロの日本にしよう」と声を上げながら歩を進めた。「子どもを守れ」などのメッセージも掲げ、通行人やドライバーに脱原発をアピールしていた。
【 2012年06月03日 11時50分 】


 
2.申し入れ書(要請書/要望書)
 
以下は、
2日付、総理大臣あて。同様の主旨で関西電力あて。
4日付、宇治市長あて。同様の主旨で城陽市長、久御山町長あて。


 
201262
 
    内閣総理大臣
      野田佳彦
 
宇治・城陽久御山 脱原発ウォーク実行委員会
原発なくそう宇治の会
原発ゼロをめざす城陽の会
久御山憲法9条を守る会
                            
     大飯原発34号機を再稼働しないことを求める要請書
 
関西に住む私たちは大飯原発の再稼働に大きな不安を感じています。
 福島の原発事故の原因究明は、まだまだこれからという段階であり、政府が必要とする30項目の安全対策すら実施されず、単に計画だけという項目が残っています。東日本大震災を機に地震津波に関する学問的知見から、原発の安全性の再チェックを求める専門家の声もあります。原発から80kmの私たちの地域は原発事故があれば、その影響を避けることはできません。特に、私たちの飲用水をまかなっている琵琶湖は原発から30kmしか離れていません。また、原発事故が起こった場合の放射能被害の予測や住民避難の計画もまだできていません。まともな原子力規制機関の確立もまだです。こんな状況のもとで、大飯原発の再稼働をすべきではありません。
 政府と関西電力は、この夏の電力不足を盛んに宣伝し、大飯原発34号機の再稼働を進めようとしています。しかし、電力不足の問題と国民の安心、安全の問題を同列に論じることは出来ません。原発を稼働させれば必ず生まれる使用済み核燃料(死の灰)の処分方法すら決まっていないのに、これ以上増やすことは一層、子や孫、その後の世代にも大きな負担を強いる事になります。これ以上後生にツケをまわしてはなりません。電力不足もピーク時のことであり、社会全体で使用する時間をずらすことなどで対応は十分できます。
 後生にツケをまわす前途が暗闇のエネルギーから光り輝く再生可能エネルギーへの切り替えを決断すべき時です。その第1歩、大飯原発再稼働しないことを強く要請します。
 
連絡先 池内光宏 
水谷 修 
 


 
201264
 
 宇治市
久保田 勇 様
 
宇治城陽久御山 脱原発ウォーク実行委員会
                                 原発なくそう宇治の会
原発ゼロをめざす城陽の会
久御山憲法9条を守る会
                            
   大飯原発34号機再稼働反対の表明を求める要望書
日頃より市民の安全、安心のためにご努力いただいていることに感謝を申し上げます。
 さて、現在、政府と関西電力は、この夏の電力不足を宣伝し、大飯原発34号機の再稼働を強引に進めようとしています。しかし、福島の原発事故の原因究明は、まだまだこれからという段階であり、政府が必要とする30項目の安全対策すら実施されず、単に計画だけという項目が残っています。東日本大震災を機に地震津波に関する学問的知見から、原発の安全性の再チェックを求める専門家の声もあります。原発から80kmの私たちの地域は原発事故があれば、その影響を避けることはできません。特に、私たちの飲用水をまかなっている琵琶湖は原発から30kmしか離れていません。また、原発事故が起こった場合の放射能被害の予測や住民避難の計画もまだできていません。まともな原子力規制機関の確立もまだです。こんな状況のもとで、大飯原発の再稼働をすべきではありません。 
 宇治市としても、市長が市民を代表して、大飯原発34号機の再稼働に反対を表明していただくようお願いします。市民の安心、安全を何より大切にする市長として行動していただきますよう重ねてお願いいたします。 
 
 
 
連絡先 池内光宏
 


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