#全労協
国会議事堂前において、5・3憲法大行動か取り組まれ、全労協は昨年同様、憲政会館前に集合し集会へ参加した。
「憲法変えるな!」「国民投票法案強行採決ヤメロー!」のコールが響く中、スピーチが行われた。
雨宮処凜さんがコロナ禍での貧困問題を指摘し、とりわけ女性に顕著に表れており、生存権が踏みにじられていると訴えた。
日本学術会議元会員の羽場久美子さんは、命の大切さ、平和と原発問題から生存権に触れ、弱者を守るための自由と人権規定であることが訴えられた。
江戸文化研究者の田中優子さんは現行憲法と自民党改憲草案をじっくりと読み込むと、そこには現憲法三原則をなし崩しにしたまさに「改憲」ではなく、故井上ひさしさん曰く「捨憲」であるという。
市民連合共同代表の山口二郎さんは、補選野党共闘勝利の流れは二〇一五年の戦争法反対共同行動が生きており、次期総選挙では改憲勢力の議席を減らすこと、攻撃は最大の防御であると野党共闘の強化を訴えた。
実行委員会から菱山南帆子さんは、改憲手続き法の委員会採決と会期内の「改正案」阻止に向けた行動提起が呼ぴかけられ終了した。当日、不当にも仲間が逮捕されたが五月十三日釈放を勝ち取った。