全国一般東京東部労組
市進争議が
全面勝利解決
組合結成直後の二〇一三年以来、連続的な不当雇い止め解雇撤回を求めて闘ってきた東部労組市進支部の争議が全面勝利解決しました。昨年末の二人(佐藤・髙畑組合員)の解雇撤回に続き、その後に雇い止め解雇を受けた四人の解雇撤回・並木委員長の職場復帰をかちとることができました。
和解の内容は組合の全面勝利です。
二〇一四年二月末日をもって雇い止め解雇された市進支部安田書記長・土田組合員、翌二〇一五年二月末日に雇い止め解雇となった並木委員長・大原副委員長への雇い止め解雇は撤回されました。これにより、不当にも雇い止め解雇となった全員が解雇撤回をかちとりました。和解合意書中には「会社は(各組合員との)雇用関係を終了させる(雇止めする)旨の意思表示を撤回する」旨が明記されています。
また、今年二月末日で雇い止め解雇の通告を受けていた小宮副委員長についても解決となりました。
雇い止め解雇撤回にともない、各自へのバックペイ(賃金の遡及払い)も含めた解決金を会社が支払うこととなります。また、並木委員長が近々に職場復帰します。まさに組合の全面勝利です!
昨年末の佐藤・髙畑組合員の勝利解決、そして今回の中労委での和解により、市進争議は真の意味で組合の全面勝利解決となりました。
(東京東部労組・菅野存委員長)