青年委員会 代表幹事就任挨拶 / 全労協新聞 2020年10月号
全労協青年委員会 代表幹事就任挨拶
共に学び、共に支え合い
闘う仲間づくりを
東京清掃労働組合青年部 高野 飛鳥
全国各地で日夜奮闘されている仲間の皆さん、大変お良れ様です。今年度より全労協青年委員会の代表幹事を務めることになりました東京清掃労働組合の高野と申します。単組では青年部の部長を担っており、職場ではごみの収集作業員として仕事をしています。
私自身、現在の職場に入った時に労働組合の存在を知り、初めはその存在意義すら分からずに日々過こしていました。その中で、多くの取り組みから学びと気づきを得られたことは、私にとってかけがえのない経験であり、その体験を多くの仲間に伝えていくことが私たちの使命なのだと感じています。
一方職場では、現業労働者の退職不補充によってその数は年々目減りを見せており、組織力の低下に繋がっているのが現状です。さらに、『次世代の担い手』の育成として、職場に入って間もない青年たちに、期待と責任が強くのしかかっており、これから職場を担い守っていくという意識作りや組合活動に対するモチベーションが向上しない要因となっていることも、職場と組織の課題になっています。また、昨今の新型コロナウイルスの脅威が世界中で蔓延し、私たちの生活や仕事だけではなく労働組合の地道な取り組みにまで大きな影響を与えていることは、今後の労働遅動の在り方を問われていると言っても過言ではありません。
このような状況の中でも、決してあきらめることなく取り組みを進めて行くことが求められていると思います。職場の仲間や組織の仲間という小さな枠組みだけではなく、全国で働くすべての仲間と連帯し、社会を変えるためにたたかいを進めて行くことが必要不可欠です。この青年委員会にも多くの仲間が結集し、議論を積み重ねなから共に学ぴ、共に支え合いながら『たたかう仲間づくり』を進めていきます。
最後に、まだまだ勉強途中で未熟者ではありますが、やるからには全力で前向きに取り組んでいく決意を込め、皆さんの熱いご支援とご協力をお願いし、代表幹事就任のご挨拶とさせていただきます。
みなさん、共にがんばりましょう。
