中之島メーデー / 全労協新聞 2020年6月号

中之島メーデー / 全労協新聞 2020年6月号

 


各地でメーデー開催

中之島メーデー大阪市内でアピール


今年の第九一回中之島メーデーは、どこのメーデーもそうだろうけれど、ご多分に漏れずコロナ対策のため従来の開催形態からの大幅な変更を強いられた。それでも、メーデー実行委の仲間の懸命な努力によって、十三時三十分からの靭公園でのメーデー出発式、その後の宣伝カー三台による大阪市内街宣走行、そして十五時時からの難波高島屋前でのスタンディングアピール行動と、できることはやり切った。出発式はあらかじめ各組織の執行部に絞った二十〜三十人程度で考えていたが、それでも友好労組や市民団体の仲間が駆けつけてくれて五十人を超える規模で、距離をとりながら労働者の権利獲得、大幅賃上げ実現、安倍政権弾劾・関生労組弾圧粉砕の怒りのこぶしを突き上げた。

また、難波でのスタンディングでは、途中通行人の男性が女性メンバーに絡んでくるというできごともあったが、参加者がそれぞれ怒りのメッセージが書かれたポテッカーを高く掲げて、ひところの雑踏がすっかり引いた高島屋前での宣伝行動を最後まで闘った。URLにアクセスすれば当日の様子を動画で観ることができます。


(大阪全労協事務局長竹林隆)

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