全労協/ 徳島 メーデー前夜祭 / 新聞 2019年6月号


全国でメーデー開催


徳島


 三単産(全港湾、全日建連帯労組、全国一般全国協議会)の共同行動の一つとして始まったメーデー前夜祭も今回で一八回を数え、徳島でも定着した集会となっている。連合が四月二十七日にメーデーを開催したので、四月三十日のメーデー前夜祭がメーデーの後に開催されるという奇妙な集会となった。更に大型連休のど真ん中であったが七〇人を超える参加で盛況であった。

 働き方改革によって、私たちの労働条件などの問題が目まぐるしく変わってきた中で、今回は三単産の運動報告の後、自治体の非正規職員の「会計年度任用職員」制度に焦点を当て、「公務労働と公共サービス~会計年度任用職員制度導入でどう変わるか~」と題して自治労徳島県本部書記長の中川孝文さんに講演していただいた。

特別闘争報告として「関西地区生コン支部に対する弾圧」について全日本建設運輸連帯労働組合近畿地本の垣沼陽輔委員長から報告いただいた。水道法改定問題、外国人実習生問題などが報告され、現在の労働現場の問題が浮き彫りにされた集会となった。