コロナ問題で電話相談開設 / 全労協新聞 2020年4月号

コロナ問題で電話相談開設 / 全労協新聞 2020年4月号

 


20春闘勝利へ!各地で闘う

 
新型コロナで労働者へのしわ寄せNO! 

 
静岡県共闘

コロナ問題で電話相談開設

 

静岡県共闘・静岡県中部地区労・静岡県ユニオンネットは、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、非正規労働者、短期就労労働者へのしわ寄せが報告されていることを受けて、休業補償、解雇防止、中小零細企業の倒産防止等の対応を協議し、労働組合の取り組みとして静岡労働局への申入れ、労働相談ホットラインを開設し、告知の記者会見と街頭宣伝を展開した。

三月四日、静岡労働局に雇用形態や人種による格差は「不合理な格差」であることの周知徹底、業務による感染は迅速に業務災害に認定することなどを申入れ、静岡労働局雇用環境・均等室の担当官は、「安倍首相が各省庁との調整なく、一斉休校による雇用助成金などを発表しましたが、具体的な手続きは分らないという状況です」と説明があり、相談窓口には「雇用助成金については、会社に対して拘束力をもったものにしてほしい」という声が寄せられたと話があった。

三月七日、八日の労働相談ホットラインには、公営の保育園で給食調理を担当する女性が、韓国から帰国した親族と食事をしたことを理由に出勤を止められたという一件であったが、今後様々な相談が寄せられることが予想される。

 

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