全労協/ メルスモン製薬 本社申し入れ実現 / 全労協新聞 2018年7月号

全労協メルスモン製薬 本社申し入れ実現 / 全労協新聞 2018年7月号


全国一般東京東部労組(メルスモン製薬

本社申し入れ実現


 六月六日、医薬品を製造・販売するメルスモン製薬(東京・池袋)から十四年勤続・十九回契約更新を重ねながら昨年九月雇い止め・解雇された、全国一般東京東部労組労働相談支部の島津さんと東部労組は、四回目の池袋本社申し入れ行動を行いました。この行動は、コミュニティ・ユニ方ン首都圏ネットワーク1日行動の一環として取り組まれ、一七団体約九〇人の友好労組の仲間が参集し、東部労組からは一〇人がはせ参じました。

 私たちがビル前に到着した時点で、エントランスはまだ閉鎖されていなかったため、そのままビル三階の本社受付まで参加者全員でエレベーターと階段を使いながら申し入れを実行。同社の経理課長が応対し、島津さんが「雇い止め解雇を速やかに撤回し原職に復帰させること」、「非正規労働者差別や年齢差別に対し重ねて断固抗議する。速やかな謝罪をすること」、そして「池袋本社をはじめ川□工場など生産拠点に対しいつでも大衆行動を展開できる態勢を整えている」旨記載されている申し入れ書を読み上げ、同課長が受領しました。

 課長はすぐさま社長と連絡を取り、六月十五日の回答期日までに、社長との面談設定の可否も含め書面で回答すると明言したため、本社での申し入れを終え、同社入居ビル前報告集会に移りました。

 島津さんの「絶対に職場に戻るぞ!」と闘う姿勢を前面に出した団結ガンバローで締めくくりました。