全労協/ 6・14東京総行動 / 全労協新聞 2018年7月号

全労協6・14東京総行動 / 全労協新聞 2018年7月号


6・14東京総行動
支援連帯で争議解決


 けんり総行動実行委員会は六月十四日、第一六九回東京総行動を開催して「働く権利・働く者の権利・人間としての権利」を掲げて郵政本社前に結集した。

 梅雨の曇り空の中、東京全労協江田議員は「非正規の格差是正、均等待遇を勝ち取り、労働法制の改悪を許さない闘いにすべての労働者は力を合わせよう」と力強く決意を表明した。郵政六五歳解雇裁判を闘う当該は「就業規則の不利益変更に合理性はない、働く権利を奪われた」と怒りを露わにし、労契法二〇条裁判を闘う仲間は「格差是正を逆手にとって正規社員の手当を切り捨てた」と、会社の対応を追及した。連帯挨拶では中労委で二月に勝利的和解解決を勝ち取ったフジビグループ分会が、「支援連帯で勝利を勝ち取れた。これからも総ての争議解快に結集する。」と決意を述べた。

 JAL不当解雇撤回争議団の国交省前行動は交渉局面を見守り中止し、厚労省前で労働法制改悪を許さない抗議行動を行い、薬害C型肝炎患者の早期救済を求めた。

 午後からは、朝鮮半島の非核化と平和に向けた会談が行われる中で、未だに強制労働の補償を行わない新日鉄金、アスベスト被害救済の闘い、東京福祉大前での抗議、トヨタ本社前で抗議の声を挙げ、争議解決を求める闘いを行った。