広島県共闘 せとうちバス分会結成 / 全労協新聞 2017年11月号

広島県共闘 せとうちバス分会結成 / 全労協新聞 2017年11月号


広島県共闘
せとうちバス分会結成

9月13日、黒瀬にある広島営業所に分会の結成通知を届けた。せとうちバス広島営業所には13人の運転手が働いていて、内9人が分会員となった。

問題は、主に賃金体系にあった。1年間の期間契約で年間給与保証額380万円となっているが、年俸制ではなく、1日7500円の日給月給制となっている。そのため、手取額は月に17万円ぐらいしかない。

年間勤務日数287日出勤すれば、年末12月にまとめて差額が支払われることになっている。そのため、労働者は病気になっても何とか出勤して、年末に差額を受け取れるように無理をせざるを得ない。この滅茶苦茶な賃金体系を何とか変えたいという要求から、分会結成したのである。

現在、分会の3役体制を確立し、分会長を中心に会社との交渉を行っている。