全労協/ メトロセルビス分会  生活できる賃金を! / 新聞 2019年2月号

全労協メトロセルビス分会  生活できる賃金を! / 新聞 2019年2月号


●全国一般東京労組メトロセルビス分会 
生活できる賃金を!

全国一般東京労組メトロセルビス分会は東京メトロ一〇〇%子会社一三社の一社に、二〇一三年八月に組合公然化を行い五年半になります。東京都の地下深くには、東京メトロの駅や構内の清掃を担う労働者たちが約六〇〇人も働いており、「特定職社員」と呼ばれる清掃労働者たちを組織する非正規労働者の分会です。

結成当初の日給七、三〇〇円は変わらないと言われ、労災隠しやパワハラ・セクハラが蔓延する職場でした。この間の組合活動のなかで、日給を八、三〇〇円に昇給や労災隠しを止めさせ、パワハラ・セクハラの激減、忌引き休暇の有休化を実現させました。

現在は、ビラ配布の権利を求め都労委にて係争中の他、早出残業未払賃金訴訟を組合員四人が原告となり本人訴訟で争い、東京地裁の原告席に清掃労働者四人が堂々と座り会社側代理人と対峙しています。

ここ数年、東京労組の19春闘はメトロセルビス分会が先陣を切り、19春闘要求を提出して団交を開始しています。19春闘も一月二十一日付で要求を提出し、東京労組の19春闘三波行動のなかでメトロセルビス㈱の社前行動を予定しています。

非正規労働者を使い捨てにさせない!生活できる賃金をよこせ!」を合言葉に19春闘を闘います。

全労協全国一般東京労組メトロセルビス分会書記長小村光雄)