各地のメーデー 広島 / 全労協新聞 2017年6月号

各地のメーデー 広島 / 全労協新聞 2017年6月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



共闘を進めた
各地のメーデー



広島


五月一日、広島市東区地域福祉センターにおいて「第八八回闘うヒロシマメーデー」が、五〇人の参加で開催された。冒頭、全港湾中国支部川田常任顧問から挨拶を受けた。川田顧問は、日本労働運動の歴史的総括から、今こそ、われわれ労働組合は「共同と連帯を築く」ための具体的な行動を広げていかねばならないと力強く訴えられた。

来賓として出席された八幡直美県労連新議長からも連帯のあいさつを受けた。

広島弁護士会副会長、足立修一弁護士から「共謀罪と労働運動」と題した記念講演を受け、続いて、実行委員会参加労組からの闘争報告があった。全港湾中国支部三同分会の闘い、スクラムユニオンからフィリピン技能実習生の闘い、郵政ユニオンから「労働契約法二〇条裁判」による非正規労働者の均等待遇を求める闘いが報告された。闘争報告の後、メーデー宣言を参加者全体で採択し、郵政ユニオン三嶋委員長から閉会宣言を受け、ヒロシマメーデーは成功裡に終了した。