5・3憲法集会 安倍のための改憲は御免だ / 全労協新聞 2017年6月号

5・3憲法集会 安倍のための改憲は御免だ / 全労協新聞 2017年6月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より




暴走する安倍政権と闘う
全力で共謀罪廃案へ改憲策動を許すな!


5・3憲法集会
安倍のための改憲は御免だ



五月三日、お祖父さんの怨念を晴らすべく、安倍による安倍のための「改憲」を、しかも二〇二〇年東京オリンピック開催年を「新しい憲法が施行される年」にするという、とんでもない発言をうけ全国各地で行動が取り組まれた。

東京北部では戦争法NO!ねりま集会実行委員会の呼びかけで、午前十時に練馬駅前のつつじ公園で労働者・市民一八〇人が集まり、いらない!共謀罪をスローガンに、集会と地域パレードを取り組み共謀罪廃案、憲法の理念を生かそうと市民に訴えた。午後からプレイベントに続く「施行七〇年いいね!日本国憲法―平和といのちと人権を―5・3憲法集会」に合流した。有明公園での集会は、人波が終始途絶えることがない盛況ぶりで、昨年を上回る多くの市民が各地から結集した。

壇上では、今年御年八五歳という山田さん(映画監督)が戦争体験者として発言された。また立憲野党からは、民進党共産党自由党社民党から力強い連帯・激励のあいさつ。呼びかけ人でもある落合恵子さんは、最大の安全保障は米軍基地をなくすこと、原発廃炉にすることと指摘し、私たちの怒りと屈辱は数の力で憲法を破壊しようとするあの人たちに向かっていると発言し、共謀罪の新設阻止、立憲主義を否定する安倍の改憲策動を止めようと訴えられた。

沖縄から駆け付けた山城博治さん(基地の県内移設に反対する県民会議)は、声を嗄らしつつ歌声で沖縄辺野基地建設反対を訴えた。集会後パレードを行い、安倍の暴走政治を止めようと訴え一日行動を終えた。

(北部労協小泉尚之)