分社化・独立化による雇用危機と闘う / 全労協新聞 2021年6月号

分社化・独立化による雇用危機と闘う 全労協新聞 2021年6月号

 


#全労協 

東京労組全労働東伸社グループ分会

分社化・独立化による
雇用危機と闘う


 いま、東伸社グループ分会は迫りくる雇用危機に対し争議を闘っている。

 東伸社グループの実質的権力者である山本正男代表は㈱東伸社から印刷部門を分社化しグループ会社㈱東伸企画と統合し、電子配信部門を独立化させ新会社を設立した。その上、㈱東伸社から㈱東伸企画へ大口業務をいくつも移行させた。今後、業界紙発送を主体とする㈱東伸社の経営が衰退し倒産・売却に行きつくのは当然予測できるものである。

 山本代表が行った不当労働行為は①労働者代表も持つ東伸社グループ分会に事前に説明をせずに分社化・独立化を行ったこと。②東伸社内に組合員を押し込め、組合潰しを狙っている事である。

 東伸社グループ分会は六月十八日に東伸企画前で抗議集会を行い、山本正男代表の自宅マンションまでデモ行進し抗議の声を上げます。この闘いを勝ち取るために多くの仲間の支援を頂けれぱと思います。

(東伸社グループ分会 鈴木進也)