全労協/ 科研製薬に株主として 不当解雇について質問 / 新聞 2019年8月号

全労協科研製薬に株主として 不当解雇について質問 / 新聞 2019年8月号


 

株主総会行動を闘う 


 

●静岡ふれあいユニオン

科研製薬に株主として
不当解雇について質問

 

 科研製薬静岡工場で半年更新を21回続けてきた女性が「次回を最後に更新せず」という相談を静岡ふれあいユニオンに持ち込んだのは二〇一七年の秋でした。

 ふれあいユニ方ンに参加し、静岡県共闘の支援も愛けて、団体交渉を重ねましたが合意・解決に至ることができず、二〇一八年三月末、女性は解雇され、無期転換の権利も奪われました。

 女性とふれあいユニオンは弁護団を結成し六月に静岡地裁で雇用関係確認の裁判を起こしました。その後も静岡工場への宜伝なども続けてきました。

 今年の六月二十七日、科研製薬の株を取得した静岡県共闘の組合員を先頭に株主総会行動に取り組みました。株主総会の会場である上野・池之端東天紅には全労協やコミュニティユニオン首都圈ネットに加盟する組合から四〇人はどが駆け付けにぎやかな抗議行動が取り組まれました。

 また、科研製薬はこれまで質問もろくにない株主総会をやってきたのか、組合員株主の質問が理解できなかったか、すれ違った回答をしていました。

 しかし不当解雇に関する質問にだけは「裁判係争中なので」と回笞をしました。