パウンド・ケーキ

 パウンドケーキって、知っていますよね。

 パウンドケーキはイギリス名=pound cake。
 小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンド」ケーキと名づけられたそうです。
 フランス語ではカトル・カール(Quatre-Quarts)といい、「四分の四」の意味。 これも小麦粉、バター、砂糖、卵の4つの材料を同量ずつ使うことに由来しています。

 パウンドケーキは、SGでは神戸工場で作っています。
 5月30日、その神戸工場で、中部工場閉鎖反対の情宣行動がはじまりました。

 SG本社には、もちろん、宣伝カーで「社長は中部工場に出て来い」と、連日の行動が行われています。SG社長が、ちゃんと中部工場で団交を開かず、開き直っているので、ご近所の方に迷惑をかけています。ビルのオーナーさんによると、ご近所に謝りにまわっておられるとのことです。迷惑をかけているのはSG社長なのに…。
 当然、私たちも「ご迷惑をおかけしています」と、ご近所に事情説明に行っています。「そうなんですか~」と、暖かいご理解が少しずつ広がっています。最近は、チラシをまいていると、「頑張ってね」とか、「これはひどい、応援するから」とか、いろいろと声をかけてもらうようになっています。

 そして、パウンドケーキ。神戸で作っているパウンドケーキで、一番、気に入っているのは狃論パウンド・フルーツ瓠ブランデーやラム酒につけこんだレーズン・オレンジピール・チェリー・パイン・りんごなんかが、いっぱい入っています。切り分けると大きさやフルーツ量が違うから、みんなで分けると性格があらわれます。それも面白い。しっとりしていて、紅茶が美味しい。
 これで社長が、当該労働者の前に自分がちゃんと出かけるような、「雇用責任・社会的責任を取る社長・経営陣」だったら、パウンドケーキはもっと美味しく感じられるのにね~。やれやれ。