全労協/ カジノ・IRが大阪・夢州に来る? / 新聞 2019年2月号

全労協カジノ・IRが大阪・夢州に来る? / 新聞 2019年2月号


●大阪全労協
カジノ・IRが大阪・夢州に来る?

二〇二五年の万博開催地が大阪に決まった。松井大阪府知事や吉村大阪市長、さらに大阪維新の会の面々は途端に勢いづき、議会や市民との議論もなく、次々と「万博構想」を打ち出している。埋立地夢洲が会場建設予定地とされているが、まだ確定したわけではない。

いまこのご時世に日本で「万国博覧会」をする意味があるのだろうかという根本課題はさておいても、万博推進派の自民党のなかでも「夢洲ではなく、鶴見緑地か千里の万博記念公園で」という声があるほど。あんな豆腐のようなスカスカ大地でできるのか?、という当然の声が出ている。

さらに、物流拠点である港湾エリアにもってきて、ただでさえひどい交通混雑はどうなるのか、という疑問も…。そして、彼らはけっして声高には主張しないが、究極の目的はカジノの誘致である。こういう事態を想定して、すでにいくつかの反カジノ団体が結成された。