最低賃金審議会 公益委員の選任に関しての要望書


1.兵庫労働局

2月20日
兵庫地方最低賃金審議会委員(労使)の候補者の推薦を受け付けています。
(締切期日:平成31年3月12日)
  公示文【PDF】 様式【word】→ 推薦書 ・ 内諾書 ・ 履歴書



2.要望書 2月20日

兵庫地方最低賃金審議会 公益委員の選任に関しての要望書
最低賃金法の目的と法改正の意義を踏まえた視点からの選任を~



3.日弁連 参考にした意見書

最低賃金制度の運用に関する意見書

9 審議会委員の多様化

 審議会の委員は,労働者を代表する委員,使用者を代表する委員,公益を代表する委員によって組織されるところ(法22条),前2者については,関係労働組合,あるいは関係使用者団体からの推薦に基づき任命されている(法施行令3条)。

 しかし,就業関係の不安定な非正規労働者が全労働者の3分の1を占めるに至っていること,2007年改正法が,生活保護に係る施策との整合性への考慮を求めている事実に照らすと,委員の選任についても,改めて議論が必要である。 

 つまり,労働者を代表する委員を選任するにあたっては,例えば,実際に最低賃金の影響を受けることの多い非正規労働者を数多く組織する労働組合の代表の任命を積極的に進めるべきである。また,公益を代表する委員に関しても,労働法を専門とする学者のみならず,例えば,生活困窮者の就労支援等を行っている団体の出身者や社会保障法を専門とする学者からの選任も検討すべきである。