東京東部労組 マックハウス支部が本社前で抗議行動 / 全労協新聞 2017年11月号

東京東部労組 マックハウス支部が本社前で抗議行動 / 全労協新聞 2017年11月号


全国一般 東京東部労組
マックハウス支部が本社前で抗議行動


10月19日、カジュアル衣料小売店のCS店長(会社と販売代行委託契約を締結するフランチャイズ店長)で組織する全国一般東京東部労組マックハウス支部が、マックハウス本社(杉並・新高円寺)前で、前回6月14日の行動に引き続き、有給休日の確保、店舗を切り盛りするパートタイマー・アルバイトの皆さんの賃金アップ、通勤手当の支給を要求し、抗議アピール・申し入れ行動を貫徹しました。

この行動は、コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク一日行動の一環として実施され、友好労組の仲間約150人が結集、東部労組から13人がはせ参じました。

マックハウス店舗では定休日が設けられておらず、店長が休日を取ろうとすれば、パート・アルバイトに賃金を払い、代わって運営をお願いするか、本部からヘルプ要員を一人につき1日1万円を出資し、派遣させるしか方法がありません。

その他、最低賃金が今月よりアップしているにも関わらず、これに連動したパート・アルバイトの昇給措置を一切取らない。最低の労働条件とも言える通勤手当も一切出さないなど、CS店長や店舗で働く労働者をまったくヒトとして扱っていません。

こうした「休日を買わせ」、労働条件の最低基準にまったく目もくれようとしない会社の姿勢に、マックハウス支部委員長は、社前集会で怒りを爆発させました。

東部労組本部書記次長も「休ませないというのは、もはや生存権の問題。組合員はどうやって生きていったらいいのか。生き延びるためにも、この闘いを止めることはできない」と述べ、会社のむごい仕打ちを訴えました。

シュプレヒコールの後、本社申し入れのため6階本社事務所へ。「申入書を受け取れ!」「団体交渉拒否は許さないぞ」「不当労働行為を止めろ」とシュプレヒコール

対応したマネージャーに支部委員長が団体交渉申入書を読み上げ、手渡しました。

本社前で改めて支部委員長による「団結ガンバロー」で集会を締めくくり、成功裡に行動を終えました。