10・15関電包囲行動 / 全労協新聞 2017年11月号

10・15関電包囲行動 / 全労協新聞 2017年11月号


10・15関電包囲行動
豪雨の中、怒りの行動


関西電力は来年1月と3月にも、若狭の大飯原発3・4号機の再稼働を策する。これに反対する市民が、10月15日、「大飯原発を動かすな!関電包囲全国集会」を開催した。原子力発電に反対する福井県民会議と若狭の原発を考える会が呼びかけて結成された「大飯原発うごかすな!実行委員会」の主催。

この日、午後からの豪雨の中、大阪・中の島の関電本店前には2時間を越える集会と1時間強のデモで、参加した市民はずぶぬれになりながら、「地震列島、原発あぶない」「『もんじゅ』につづいて、すべて廃炉!」と懸命に訴えた。

若狭の原発を考える会の木戸恵子さんより「電力会社や政府を震え上がらせるような大衆運動を高揚させよう」との集会決議提案があり、採択された。

閉会挨拶に立った木原壯林代表の「原発は人類の手におえるものではないということは明らかである。巨大資本に奉仕する国づくり、戦争できる国づくりを許してはいけない」と、「大飯原発うごかすな!12・3現地全国集会」の呼びかけを受け、1時間を越える御堂筋デモに出発した。

(さいなら原発びわこネットワーク 稲村守)