2・9 おおさかユニオンネットワーク春闘決起集会 / 全労協新聞 2017年3月号

2・9 おおさかユニオンネットワーク春闘決起集会 / 全労協新聞 2017年3月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



17春闘勝利へ
職場闘争を積み重ね
団結を固め
貧困・格差・差別と闘う総がかり行動を

●2・9 おおさかユニオンネットワーク春闘決起集会

労働組合が団結し
市民運動と連携を



 おおさかユニオンネットワーク主催の春闘決起集会が二月九日、エルおおさか南館ホールで開催され、各参加組合から決意表明・アピールを受けました。

 労働組合をつくったがゆえに暴行をうけ入院を余儀なくされた労働者のアピール。低賃金か恒常化している介護の職場では、パワハラ労務管理するしかない職場の状況。大阪府で働く非正規労働者を組合で組織し、最高裁で不当労働行為であるとの命令に対し「団交すれぱいい話を聞くふりして時間をつぶせばいい」と大阪府。勿論、不当労働行為で提訴した報告等々ありました。

 巨大組織である大手通信会社相手に、組合に加盟し直接雇用を求めて、契約社員派遣社員が熾烈な闘いを開始しています。彼は「非常に不当な待遇をうけながらも、三月末には雇い止めをいいわたされました。この状況で私に何かできるか?組合に入ったときの初心を思い起こして、行動に移すことにこそ、意味があると結論をだしました。おかしなことに声を挙げて、みんなと一緒に仲間を求め、それを闘いにつなげていく。今後の私の動きに対して、行動に対して、組合と一致団結して闘っていきたいと思います。おかしな事には声を挙げることだけでなく、一緒に集まって行動することか大事です。組合でも、外にいる外部の支援者でも、当てはまることだと思います」と発言されました。

 介護の問題、暴力団から不当労働行為をうけ組合つぶしと闘っている労組のアピール、JALは七年にわたる不当解雇と闘っています。差別問題・解雇問題・不当労働行為をやめさせるための総行動をおこなっていきます。

 労働法制の緩和。派遣法ができて構造的な中間搾取を、会社のなかで合法的にするために派遣法はできました。同一労働・同一賃金を政府が言わざるをえないほど、そういう格差社会が現実として深刻化しているのです。

 戦争に反対する闘い。東アジアの民衆と連帯して、日本も戦争に反対する行動をやりなから、労働組合がしっかりと団結し市民運動と連携しながら、労働組合が自分たちの権利問題として、前にでて闘う方向性を共につくりあげていく春闘にしたい。

(大阪全労協